9月某日、神楽坂の名画座「ギンレイホール」で映画を2本見てきた。
客席数が多くてビックリ
前を通りがかり、ゴールデンウイーク頃に見たかった「とらわれて、夏」のリバイバル上映を知ったからだ。
テレビの紹介を見て興味を持ったが、5月頃はそんな余裕もなくてすっかり忘れていた。
入ったことはないが、名画座は2本の映画を繰り返し見ることができるようだ。
朝から晩まで見てもいいらしい。
そういえば、昔の映画館、というか広島では2本立てが普通だったなあ。
自分の意思で映画など見ることはない私が映画館に来たなら、せっかくだから、もう1本も見て帰ろう。
併映は「ある過去の行方」。
「とらわれて」はアメリカ映画、「ある過去」はフランス映画だった。
当然ながら、両方とも字幕で見ていくのだが、不思議なことがあった。
神楽坂はこんな路地も多い
中学校から学んできたはずの英語はほとんど聞き取れないのに、フランス語のほうは聞こえるのだ。
英語は「その表現を字幕でそう出しちゃう?」と思うことが何度もあったので、多少は聞こえているのだろう。
(日本語でしか会話してないが一応、最後に勤務したのは英文出版社)
フランス語は大学の第二外国語で1年の時に勉強しただけだ。
文法などまったく覚えてない。
それでも「聞こえる」。
とても簡単な会話だけで構成された映画なのだろうか。
そら耳なのか
それにしては、意味も直感しているが…。
そういえば、20代でモロッコに行った時、スペインからの飛行機や空港でフランス語しか分からなかったことを思い出した。
モロッコはフランス領だったため、公用語はフランス語。
現地の人はアラビア語を使い、航空会社はスペインだったので、英語はまったく通じない。
(標識や看板もない。英語は世界の共通語というのはウソよ)
仕方なく、唯一理解できるフランス語の入国カードを選んで、母の分と2枚書いたことが思い出される。
その時「フランス語を選択しておいてよかった」と思ったね。
神楽坂で気になると言えば「スチュワーデス倶楽部」
私の場合、今から外国語を学ぶより、日本語を極めてプロになるほうが得策と気づいてから、外国語学習は一切興味がない。
でも、もしかして、今から外国語をやるならフランス語を選ぶのが一番早いのかもしれない。
突然、スキー場開発の取引先はフランスが多かったこと、愛知万博の仕事でフランス語のサイトや小冊子の進行もやっていたと思い出した。
(アフリカはフランス語が公用語の国が多い)
大学の第二外国語って案外役に立つのかも?
飯田橋ギンレイホール
http://www.ginreihall.com/
8月に広島「デリーシャス」でウラ営業してもらったときのもよう
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3471号】