先日はスピーチのレッスンに参加してきた。近く私の人生を左右する大プレゼンがあるかもしれないのだ。念には念を入れて万全を期さなければ。そこで年末に紹介されたアナウンサーの一色映里先生が開催されるグループレッスンにおじゃましてきた。
プレゼンテーションの先生がスピーチの特訓とは不思議に思う方もあるかもしれないが、何しろ「図解 話さず決める!プレゼン」という本を書いたほどだ。日頃、ほとんど話すことはない。もしかすると一般の方より声を出す機会は少ないかもしれない。毎日口を閉じて仕事をし、何日か誰とも話さないことさえある。
気になるトレーニングは滑舌のための発声練習やスピーチのストーリーの組み立て方など。先生にお腹を押さえてもらい、少しは声が出るようになった気がする。
これまでも、講師が超ベテラン大物アナウンサー、受講生は現役アナウンサーや放送記者という「リポート勉強会」なるものには何度も参加させてもらってきた。ただし、それは記者やディレクターなど自分以外の誰かが原稿を準備してくれていて、テレビ放送ゆえ、スタジオでもロケ先でも必ずマイクを通すことが前提となっている。
けれども、今回のレッスンに原稿はない。何を話すか自分で準備するのだ。マイクがあれば控え目に話すところでも、大きな肉声で目の前の聞き手に届けなければいけない。なるほど、テレビ放送と対面スピーチではそういう違いがあるんだなあと気づかされた。
受講生の方々の話がヘタかと言えば決してそうではなく、社長や講師など一般の方よりはるかに上手な方ばかりだ。プロほど準備をするものなのだ。先生だって、30分の講演会のために30回くらいは練習をすると言われていた。ほうらね。私が見るアナウンサーたちも最低でも1回の下読みは欠かさない。
先生に教えていただいたテクニックはいろいろあるのだが、私がうれしかったのはお願いしたサインに「VA BENE」(うまくいく)と書いていただいたこと。先生がそうおっしゃるからには“きっとうまくいく”。
一色映里先生の「VA BENE」
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■日刊 ちょいスポ(No.1765)
「波乱の東京マラソン」
今年の東京マラソンは現場もテレビも一切見ていない。藤原新選手が2位に入ったとか、埼玉の川内優輝選手が14位に終わったとかを断片的に知っただけだ。1位とか3位から13位までの選手とか健闘をたたえる選手はほかにいっぱいいるのに。私だけでもそれらの選手に拍手を送っておこう。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
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