お祭り女のように見えて、浮き足立たないのが私。
それは自他認めるところだ。
東京駅を外側から見るとマンハッタンみたいだ
現役大臣が自殺しようが、送られてきた犯行声明を読まされようが、墜落した旅客機を空から探すヘリ映像をライブで見せられようが、大災害が起きようが、耳は音を拾いながらも、平然と座ってパソコン画面を注視している。
それは東日本大震災クラスの災害でも同じだった。
あの食品は有害だから買わないでおこう、自分の命を守るために西日本に疎開しようとかいう発想はないのだ。
実家の親族が「すわ大変、すぐにでも○○せんとダメじゃわ」
友人が「想定外のことが起きた、絶体絶命だ」
プレゼンの生徒さんが「明日プレゼンしろと言われた、どうしよう?」
などと口にするたび、
「ちょっと待て、落ち着け」と釘を刺す。
冷静に考えたら、最適な解決方法などいくらでも見つかるのだ。
右往左往するのが一番悪い。
「ストレスレス」ってストレスのかかる文字列よね?
私が生まれつきそうだったわけではないが、仕事でそういう感覚が身についてきたのだろう。
皆が立ち上がっている時こそ、座って静観しないと正しい判断ができない、とテレビの現場で培った。
有事の際、テレビ局1局の生放送は軽く4,000万人ほどの視聴者が見る。
そこにデマや流言飛語の類を垂れ流すわけにはいかない。
それは正しいのか、どこの誰が言っているのか、証拠はあるのか、数字や単位に間違いはないか…
それを判断し、指示を出す人間だけは冷静でなければ大変なことになる。
桜の花びらの入ったピンクのワイン
他人事だからではない。
自分自身に何か起こっても、“惜しい、このシーンを映像に撮りたい”とカメラ割りが引けるくらいの余裕で客観視していることが多い。
夫の愛人が乗り込んできた、子どもの借金が発覚した、ヤバい写真を撮られてしまった…
そういう問題も冷静になれば、被害を最小限に抑える解決方法はあるから。
まあ、落ち着いていこうや。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3660号】