ここ数年は、年に2回大企業さまの「キャプテンシップ研修」にうかがってきたので、キャプテンという存在についてよく考える。
キャプテンとは監督やコーチではなく、仲間と同じ動きをしつつも皆を引っ張っていく存在だ。年齢の上下や役職、キャリアなどは関係ない。プロ野球やサッカーのキャプテンが必ずしも年長者でないことを見ればわかる。
研修でも「身近な人で、キャプテンだと思う人は?」と問うと、受講生さんからは「うちの吉田課長」とか「1年先輩の山田さん」という声が挙がる。私は…男性なら石井さん(イシイ・ダンス・サークル主宰)、女性ならぎょぎょちゃん(ダンス集団CGMix主宰)が浮かぶ。二人とも私よりうんと年下だが、海千山千の私でさえ「付いていきます」と言いたくなるキャプテンシップの持ち主なのだ。
特にぎょぎょちゃん。「あれしろ」、「そうじゃない」とゲキを飛ばすようなことはなく、いつも静かにほほえんでいる。先日は交渉ごとのために二人である場所にうかがった。ぎょぎょちゃんはその場で起こったことをそのままではなく、やさしい感じの言葉にアレンジしてメンバー連絡用の掲示板に報告していた。これ、これなんだ、ぎょぎょちゃんのキャプテンシップは。
その場で聞いていた私だけしか分からないことだが「この人の物事の進め方には愛がある」と思った瞬間だ。同じ内容でも彼女が言えば、やさしく伝わる。だから、一癖も二癖もあるメンバーたちが黙ってついてくるのだろう。親御さんの育て方が素晴らしいに違いない。
私たちは出かけたのは東京・神楽坂の「セッションハウス」。このダンスの殿堂を借りてCGMixはまたも踊りまくります。皆さん、予定を空けて待っててください。
ダンス集団CGMix(シジミックス) 東京公演
「オンナゴコロとタイフーン」
6月3日(日) 昼の部、夜の部
@神楽坂 セッションハウス
■日刊 ちょいスポ(No.1770)
「橙魂2012」
巨人がオレンジ色のユニホームを発表した。今季7試合だけで着用するそうだ。題して「橙魂(とうこん)2012」。私はオレンジ色が好きなオレンジャーだ、東京ドームで巨人戦がある日、後楽園駅でオレンジ色の集団を見るとイラッとくる。赤を見たら見知らぬ人でも話しかけたくなるのと反対に。今年はもっと橙になるかと思うと気が重い。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2530号】