日本人の多くの方が知ったように、ボルネオ島のキナバル山の噴火で多くの犠牲者が出た。
日本人登山者も含まれたようだ。
ロウズピークも崩れて形が変わってしまたそう
(頂上付近には平地っぽいエリアもある)
キナバル山は2年前に私が一人で登ってきた、東南アジアの最高峰だ。
当面、登山は見送りだろう。
登ると言っても、道も崩れているはずだから。
登山客を迎え入れるまでには相当時間がかかりそうだ。
例えば、来月登る予定だった人が行けなくなるのは仕方ない。
事前に分かっただけでも、ありがたいことではないだろうか。
私が心配するのは、山岳ガイド、ポーターさんなどのことだ。
彼らの村はそれだけが収入源だと聞いていたので、ヤマがクローズされるとどうやって生活していけばいいのだろうか。
全員マレー人のガイドさんたち もれなくヘビースモーカー
国の補償などあるならいいが、そうでなければ、都会に出稼ぎになるのか?
そういう意味で早く現地が元通りになることを心から願っている。
今回学んだことはもう一つ。
いろんな人に声をかけて同行者は見つからず、HISのツアーにも参加者がいなかったが、チャンスが訪れたら一人ででも行ってきたことはよかった。
行かずに今回の災害を知ったらもう一生行けなくなるところだった。
“一生のうちに一度はキナバルに登ってみたい”と思い続けて暮らすのはイヤだ。
やるべきことは終えたのだから、今後そわそわすることもない。
私の助さん格さんはご無事だろうか?
「いつでも行ける」「いつでもできる」というのはウソで、こんなことも起こる。
これからも「今しかない」という気持ちは大事にしていきたいわ。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3737号】
メールマガジン
“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信は第1木曜・第3木曜に配信!
購読手続きはコチラから
→ http://www.reservestock.jp/subscribe/30088