1月になって、添付ファイル付きのメールを受け取った。
パリのユネスコ(国際連合教育科学文化機関)勤務のA子ちゃんからだ。
ファイルは、彼女の1年の活動をワードにまとめたもの。
彼女と出会ったのは20年前。
私が仕事を辞め、次の仕事を見つけるまで某飲食店でアルバイトをしていた時だ。
A子ちゃんは有名私立大学の仏文科の学生だった。
その後、超一流国立大学の大学院に進み、外務省からフランスに派遣された後、ユネスコの職員に。
世界遺産の認定ほか、世界中の文化遺産を保護する仕事だ。
「はっぴいえんど」は新宿を中心に活動していたのかな?
世界中ということは、現在紛争中の国も含まれ、その国の文化を管理、保護するということは文字通り“命がけ”のようなのだ。
一例として、出張先で、目の前で人が射殺されるのを目撃してしまったとか。
その合間に夏休みは一人息子さんを実家から日本の小学校に通わせたりしているというから驚きだ。
先日のドリームマップ作成でも、私の場合「自分がこうしたい、ああしたい」という私利私欲にまみれたものだが、A子ちゃんは本気で世界の平和や文化の保護を願っているようだ。
世界を股にかけて”という言葉を見聞きするが、その言葉はA子ちゃんのような立場の人のためにあるのだろう。
外国で外国人と結婚、出産し、さまざまな国籍の同僚と働くA子ちゃん。
あの小さな体のどこにこんな力が蓄えられているだろうか。
東京ではいろんな人が自分の夢のために頑張っている。
アルバイト先で出会った仲間が後にとんでもない仕事で活躍しているのを目にすることになる。
弱音を吐きそうになるたび、“彼、彼女たちに比べたら、あなたの本気はまだまだなんじゃないの?”
と自分に問いかけてみる。
自分のスキルの中に世界のために役立つことが一つでもあるなら、役立てていきたい。
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