先週、飯田橋から地下鉄に乗り込んできて、私の隣のシートに座った大柄な男性は、何か慌ただしかった。
浅見光彦の次は渋沢栄一ラリーが始まった町内
カバンからチラシみたいなものを出しては眺めたり、読んだり。
「東大、京大生協でNo.1」というワードが目に飛び込んできた。
続いて、手書きPOPも。
新宿紀伊国屋の売り場で、後ろから「買って」と念じてみたが、男性客は買わず
飯田橋という場所柄からして、この本の編集者さんなのかな?
いや、もしかして、著者本人?
帰宅後、「東大 ブラック企業」などで検索すると、その本は…
進め!!東大ブラック企業探偵団
http://ur0.link/sAHI
だったようだ。
講談社から、1週間前に発売になったばかりらしい。
著者の「大熊将八」で画像検索すると、大柄だし、書いた本人だったのかも?と思えてきた。
1駅区間での出来事だったとはいえ、隣の彼の行動からいろいろ考えることがあった。
電車の中で、チラシなり、POPなりを広げると、私のように“なんだソレ?”と思って、フックがかかる人間もいる。
こうしてブログにまで書いているのだから、宣伝効果は高い。
自分と編集者さんのためにフリクション消しゴムを買う
(出版業界の方のフリクションペン愛用率はかなり高い)
Amazonの紹介ページやレビューを読むと、ライトノベルタッチで、東大生が企業を分析する読み物らしい。
ただし、この東大生というのが曲者だ。
東大ということで目は引くが、東大生が診断したブラック企業と、たとえば地方の無名大学の学生が考えるブラック企業は意味が違うだろう。
サクラの使い道を考えているところ
東大生が「俺さまたち、バカバカしくって、こんなくだらない企業では働かないぜ」と思っても、それ以外の学生にとってはありがたい就職先である場合がほとんどだろう。
そもそも、あちこちの大学で就職率は100%ではない。
日本の大学生のうち東大生なんて1%もおらず、99%以上の学生には通用しない、関係ないはずだ。
V字に開く自動ドアって実は珍しいはず@王子
世にブラック企業と言われる職場でも、その収入で家族を養っている社員さんも多いのだろうし、底辺(?)と考えられている職種があるから社会も回っているはずだし。
出版社の人か本人か分からないが、PRが上手だったので、まずは買って読んでから意見しようかな。
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