最近、ある方の本を読んで、気になったのは「…といわれます」という表記がやたら登場すること。本のジャンルはビジネス書だ。
「100倍以上の効果がある」…といわれます。
「9割以上が達成している」…といわれます。
いや、ちょっと待ってください。そんなこと誰が言ってるんですか?少なくとも私は今初めて聞きましたが。
○○省ですか?アメリカの△△大学ですか?××総研ですか?
せめて「△△研究家の○○さんの説では…」、「私の試算では」と言えば、“あくまで個人の見解です”と逃げることもできるのに。
裏づけのない数字は信用できない。この本の校閲さんはそのあたりを指摘しなかったのだろうか。そんなことが許されるなら「天野暢子さんはクレオパトラ以上の美人だ“といわれます”」とか言って回っちゃうよ。やはり、「2009年、ナントカ総合研究所が無作為抽出で200人に聞いたアンケートでは…」といった出典は必須だろう。
私は、常に「その数字って本当?」と疑っている。最近はある組織のアンケートを集計・分析しているが、これは自分で生のデータを見ているから出てきた数字は100%信用できる。分析も「△△が○割を占めます」と胸を張って書けるのだ。
私にはまだまだ気になる数字があるが、最初の実験から40年以上も経過していたりするものもあるので、自分で実験をやって検証したいと考えている。
「メラビアンの法則」に対抗して「アマノの法則」。そのうち出します。
「宝地図」はすぐ、iPhoneの待ち受け画面に
西武新宿「新井薬師前」駅には転落避難穴が
都電「庚申塚」電停内に団子屋さん
■日刊 ちょいスポ(No.1805)
「マエケン快挙」
毎年、4月はカープファンが浮かれる。シーズンの滑り出しがいいチームなのだ。それはいつもゴールデンウイークまでしか続かないのだが。6日のDeNA戦では前田健太投手がノーヒット・ノーランを達成した。チームでは99年の佐々岡以来という。いい夢見させてくれてありがとう。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2565号】