先日、あきたいねみさんの新刊「そろそろ走ろっ!」(ダイヤモンド社)の発売を記念した講演会に行ってきた。あきたさんとは私が相当お世話になっているドリームマップの考案者でいわば家元のようなお方。私が通っていた女性起業塾の講師として最初にお会いした。そのおかげでドリームマップにもめぐり会えたのだ。
本は“走ればビジネスほかいろんなことが好転しますよ”という内容で、講演もそれにそったお話のようだった。あいにく駆けつけたのが終盤で話はほとんど聞けなかったが、一つ興味深かったのは「人が精神的に問題があるときは自分のことを考えているとき。他者の幸せを考えていたら自分のことを考えているヒマはない」というもの。確かにそうだ。そして、少なくとも走っているときは自分のことも考えていないというのも事実だ。
走るとイイらしいというのはよく分かるが、人が使える時間は等しく24時間。おそらく私も24時間のうち前後含めて1時間くらいは走るための時間を捻出するやりくりはできるはずだが、もし1時間あるなら私は走るのではなく、踊るほうに費やしたい。何も世の中の全員が走らなくてもいいだろう。
会の最後にゲストの方が「WorldShift」という活動を紹介された。今ある状態を、こういう状態に変えたいというのを矢印の前と後に書くのだ。私は(自分が)「踊る」→(多くの人に)「踊って楽しんでいただく」と書き込んだ。
実は10代のときから「私はプレイヤーより、指導者向きだ」と考えていた。ダンサーとしては伸びしろがないが、誰かの能力を伸ばしてあげる、つまり指導のほうが得意だと思う。その頃から「大人になったら、踊る環境はなくなるのかな?」と心配していたが、なければ私が創ります。50代以上が楽しく無理なく踊れるよう、リードしていくのが自分の役目。
みんな、「そろそろ踊ろっ!」
※ 「そろそろ走ろっ!」のイラストは上大岡トメさん。講演会前日にフェイスブックで友達申請をしたらOKしてくださった。当日ははるばる山口県から会場に駆けつけられた。人だかりができていてお声がけさえできなかったが、生のトメ先生をお見かけできただけでも十分ラッキーだ。だって、私はトメ先生のように「(ベストセラー)本を書いて+(ストリートダンスを)踊りたおす」生活が目標なんだもん。(初めての告白)
■日刊 ちょいスポ(No.1676)
「内柴 懲戒解雇」
29日午後衝撃のニュースが飛び込んだ。少し前から問題にはなっていたが、九州看護福祉大学柔道部のコーチ、五輪金メダリストの内柴正人氏が女子部員へのセクハラで懲戒解雇となった。本人も事実関係を認めている。世界一になるのは本当に長く厳しい道のりだったはずだが、こんなことで人生を棒に振るなんて…。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2706号】