ライブや講演会ほか機密情報がある場所では撮影禁止のことがほとんどだ。
松本バスターミナル前は丸善さま
私もそういうルールはきちんと守ることにしていて、写真も動画も撮らないし、SNSなどにも公開しない。
ただ、記者やライター、作家という生き物は、メモを取っていなくても、見たことなら”書ける”のだ。
画家やイラストレーターならスケッチを残していなくても”描ける”。
見たままを”かく”こともできれば、コンテンツやパーツを加えたり減らしたり、順番を並べ替えて”かく”こともできる。
デジカメや録音機、メモやノートを持っていないからといって、目も耳も”取材”していないわけではないから。
ありきたりの言い方をすれば、ただ談笑していても"心のノートに書き留めている"のだ。
自著が何冊もあって驚き
「かく」人は必ず「見て」「記憶して」いる。
脳内のカメラでシャッターを切っているから、単語ではなく画像や映像として残っている。
見たこともないものを、空想で「かく」には限界があるが、見たことならリアルに再現も加工もできる。
後世の私たちが、戦時中の話を読めたり、絵を見たりできるのは、そういう背景があるからだ。
戦争中は軍事機密を記すことは許されないが、戦争が終わって時代が変わればその時のことを語ったり、文章にしてもいいし、逆に求められることもある。
初めて通る高速には、初めてのサービスエリア
それと同じで、「かかないで」と命じられたことでも、世の中が変われば「かく」ことも十分あるだろう。
頭の中の記憶が消えない限り。
昔、ある会社から「○○について書かないで」と言われたことを思い出して、そんなことを考えた。
いつか書くと思うな、私は。
自販機の中で小びとさんが…
https://youtu.be/0AUBgzsulzc
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