外国のことなのに、なぜメディアはアメリカの大統領選のことを大々的に報道しているのだろう?と、あなたは考えたことがないだろうか。
世界中が大混乱!
私はある。
大ありで、ずっと「なぜ?」と考えてきた。
これまで何度も米・大統領選の仕事はしており、”ナントカ州でA候補が優勢”といった事実は伝えてきた。
それなのに、常に「なぜ、こんなに労力を割いて報道してるんだろうなあ」と考えていたのだ。
けれども、トランプ氏が圧勝した「大統領選2016」はこれまでで最も真剣に取り組んだおかげで、その「なぜ?」がわかった。(気がする)
これまでは私も防衛とか安全保障の面だけで、アメリカの大統領選が注目されているものだとばかり思ってきた。
ところが実際はそうではなく、アメリカの政治が日本経済=私たちの暮らしに直結するからウオッチしているとわかったのだ。
巣鴨にチューハイ200円のしびれる立ち飲み店あり
誰がアメリカの大統領なるかによって、アメリカを含む株式市場は動く。
「えっ、あんな人が大統領になるなら、お先真っ暗だからアメリカの株なんか買えないよ。売っちゃおう」みたいなことで相場が動くのだ。
昨日は日経平均の東証1部企業すべてが値を下げていた。
225銘柄のすべて!
人為的に値を下げようとしても、100パーセントの操作などできるものではない。
大統領選の影響力のすごさがわかる数字だ。
株の動きで為替レートも変動する。
1ドル 103円とか101円とかいう、アレだ。
これが1円違うと、自動車メーカーに代表される日本のグローバル企業は、100億、1,000億円単位で、収益が変わる。
たとえば、多くの知り合いが働くマツダを思い浮かべてみよう。
会社が●千億円の赤字を出すことで、ボーナスが1人10万円減るとか、最悪「0」とか、従業員の●割はリストラ…なんていう事態に発展したら…。
「たら、れば」ではなく、マツダは過去に何度もそんなことがあった。
またまた山形料理を呼ばれる
家族で行くはずだった旅行を中止せざるを得ない。
子どもと約束したクリスマスプレゼントが買ってやれない。
そのおかげでマツダ城下町の歓楽街に閑古鳥が鳴き、シャッターは閉まり…、最終的には廃業するような店も出るかもしれない。
…と考えたら、アメリカの大統領選の結果は、私たちの暮らしに直結するものだということがよくわかる。
絶対勝つと思っていたカープが負け、
絶対勝つと思っていたクリントンが負ける。
まさかの出来事に多くの人が呆然としているはずだ。
価値観の変更を強いられることは間違いない。
今日からどうなるんだろう?アメリカも、日本も。
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