教会の燭火礼拝にも行けないほど忙しいクリスマス・イブに、それは届いた。
シャンパン製法のスパークリングワインとか
チャイムが鳴って玄関に出るとヤマトさんが大きな段ボール。
受け取るとズシリと重い。
宛名は私だが、何ごとだろう？
開封してみたらスパークリング・ワインだった。
そりゃ、私の大好物だけどね。
箱にはamazonのシールが貼ってあるが、箱の6面を見てもどこにも差出人がない。
通販なら普通、その酒屋さん「カクヤス」だの「リカーショップ○○」「△△百貨店」などの出荷元くらい書いてあるものだが、それもないのだ。
出荷元も記載されていない 手紙もない
仕方なく、amazonのサイトから問い合わせ先を調べて、「注文の覚えがない品物が届いた」というボタンをクリックして電話連絡をした。
電話番号が書いてあるわけではなく、自分のスマホ番号を入力したら先方からかかってくるシステムになっている。
オペレーターさんに確認すると、注文者は誰かで私には支払い義務がないとわかり、一安心。
よくあるじゃないですか、嫌がらせで100人前の出前を電話注文するとか…。
「送り主はどなたか教えてください」と言っても、
「個人情報なので教えられません」。
さらには、
「"送り先の方に連絡をしてください"というメール連絡なら入れられますが、その方が見る保証も、連絡してくださる保証もありません」
ときた。
私のおじいいちゃんのおうちには鳩時計があった
→なぜなら、時計屋さんだったからさ
宛名からして、それを知っているのは、ここ5年に知り合った人や仕事関係の人ではないことだけは推測がつく。
けれども、そもそも、匿名で誰かに物が届く仕組み自体が問題だ。
ストーカーなどにはもってこいなのでは？
誰からか分からない物、特に口に入れるものなら気持ちが悪いとほとんどの人が考えるはず。
大阪で最古の能楽堂の備品がホテルのロビーに
すると、amazonにも返品が続出しているに違いない。
なぜ、送り主を明記しないと先方には届けられないという運用にしないのだろうか？
今冬はこんなもので踊りました
自分のダンスユニットは「Amazons」だが、なんだかamazonが嫌いになりそうだなあ。
…などと考えていたら、夕方になって、Facebookの投稿を見た送り主から電話がかかってきた。
妹が2人いるうちのB子だった。
これが妹A子だったらFacebookをしていないから永遠にわからぬままだったかもしれない。
送り主が判明したので、年末年始は安心して"泡"
をいただけそうだ。
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