2017年の私は人生最大のひな祭りを迎えた。
韓国びな、サンリオびな、ディズニーびな なども
ひな人形の説明を受けた後、会席料理をいただく夕べにうかがってきたのだ。
二木屋(北浦和)
http://www.nikiya.co.jp/
ドールハウスの原型? お道具大好き
オーナーの姪御さん森田マネージャー(若女将のようなもの)とは昨年上野千鶴子先生の読書会でお会いした。
数日前にお声がけいただき、友人Y子さんと計画していた忘新年会をこちらに変更していただいたもの。
幼児より大きなひな人形も実在
登録有形文化財に指定された邸宅に飾られたのは1,000体のうちから選ばれた約600体。
しかも、1年のうちわずか数日しか公開されない、極めてレアな行事だ。
そこらの自治体や博物館は負けてしまうほどのコレクションは、すべて彼女のおじさまがわずか数年で収集されたものだそうだ。
森田さんから45分ほど解説があったが、ひな人形をコレクションするのは老紳士ばかりだという。
ガイドのマネージャーも大奮闘
それだけ高価で、素人には手が出せない領域なのだろう。
ひな人形の三分類、並べ方なども紹介いただいた。
御所飾りは贅沢の証
ところで、私たちが見慣れているのは、左がお内裏さま、右がおひなさまというものだ。
(左が天皇陛下、右が皇后陛下なのと一緒)
これは実は西洋式というか東日本式で、二木屋はすべてが逆。
西日本式で飾ってあるということだ。
そんな違いがあったのか!
重箱に収まるおひなさま
ガイドの後は個室でお食事を。
すべてのお料理に説明があるし、少しずついろいろなものが食べられるのがいい。
刺し身の器もおひなさま
最後は、①ほうじ茶、②緑茶、③コーヒー、④水が一気に提供され、二人で「ドリンクわんこそばだ」とネーミングしたのもご愛敬だ。
上質なお肉を少しだけ かまど炊きのご飯
居酒屋やレストランとは異なる空間。
Y子さんと二人、手に手をとって「おとなになってよかった」と、静かな時間を堪能した。
池にも舟に乗ったおひなさまが
二人ともクリスマスも正月もなく日夜仕事をしているので、年に1度くらいこういう会があっても許されよう。
横溝正史系の邸宅の階段にひなびっちり
今回は下見のような位置づけ。
来年は家族ほか大切な方に声をかけてこの見事なおひなさまを見せてあげたいものだ。
好評発売中!
プレゼン・コンシェルジュ天野暢子の辛口web日記は
ただいま【4372号】
新メールマガジン【完全希望制】
「“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信」
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr