ある日の夕方、目に飛び込んできたテレビ。
食い入るように見た番組
その時間帯、私はよく目にするNHK総合の「首都圏ネットワーク」で、山谷の特集をやっていた。
ちょうど気になっているエリアで、調べようとしていたところだったのだ。
山谷(さんや)とは、労働者が暮らす簡易宿泊所が多く集まるエリアで、東京・台東区にある。
生しかなかったハードシードルの瓶が出た
ところが、その場所では音声が消されている。
病院やホテルなど静かな状態を保つべき空間ではよくあることだ。
けれども、テロップ、さらにナレーションをすべて文字で出す字幕(コメントフォロー)があるおかげで内容はすべてわかった。
画面上が文字だらけになってしまっていたが、この時ばかりはこれらの字幕に感謝した。
テロップが出ると思考が止まるとか、理解力が下がると言われて悪者扱いされることが多いが、音声が聞けない状態の視聴者もいるのだ。
やっとくるぶし丈の白ソックスを見つけた時にはチアダンスできず
やはり、字幕は私たちに必要なものだ。
公共放送のNHKでは特に。
テレビの字幕をリアルタイムに入力していく仕事をステノキャプショナーと言い、知り合いが一人、その職業を目指して養成校に通っていると聞いたが、そろそろなれた頃かもしれない。
彼女がプロのステノキャプショナーになっていてくれたらうれしいんだけれど。
これは絶対、社会の役に立つので、もっと多くの場面で使われていくといいなと思う。
あと3年後に控えた東京オリンピックでは大活躍のはずだ。
それを支える専門職の方も応援しています。
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