2017年某日。久しぶりに、100円酒場に繰り出すか…と出かけた月曜があった。
ところが、平日なのに閉まっているではないか。(定休日は日曜のはずなのに)
「もんじゃ370円」ってホントに?
そのまま帰るのもしゃくなので、通ったことのない道を歩いてみた。
そんな路地で見つけたのが「もんじゃ370円」の看板。
100円酒場よ、休業でありがとう
都電の町屋あたりに子ども相手のもんじゃ屋さんがそんな値段で提供しているとは聞いたことがあるが…。
ウソか本当か入って確認することにした。
サラダもお好み焼きもすごい
ウソか本当かと言えば、本当だった。
普通のもんじゃが370円。
1品トッピングするごとに何十円か追加になるが、タコをトッピングして480円。
トッピングしなくても、桜エビほかがふんだんで十分に満足できるボリュームだった。
月島なら1000円は下らない内容
カウンターと2人がけのテーブルと小上がりしかないが、この座敷がまた味がある。
昭和の親戚のうちに遊びに行ったかの風情なのだ。
安い発泡酒を飲んでいてお代わりを頼んだら
「発泡酒が品切れなんで、値段は発泡酒のままでいいので、ビールでもいいですか?」とマスタ-。
「ええ、そりゃもう、喜んで」。
一見さんにもやたら優しい人情店なのだ。
あまりに味があるので、ここで何かの宴会を開きたくて仕方がない。
親戚のうちに遊びに来たみたい
この店だけでなく、商売はやっていないのに、昔の宿場町の宿か料亭のようなお宅、路地の奥の奧にあるビル内銭湯、1玉まるまるで50円のキャベツ。
なんじゃ、こりゃあぁぁあ!
商売をしてないお宅に銭湯、50円キャベツ
今回、探索したのは東京都北区滝野川地区。
日本でSARSが流行した頃、予備校の授業の教材を作るために、「都市の裂け目」なるテーマで谷根千エリアで写真を撮り歩いたたことがあるが、滝野川も十分に「都市の裂け目」だった。
調べたら食べログページがあった。
福の家
https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13153395/
食べログなんかには出ていない、隠れ家○○じゃなくて“本当に隠れている店”というのが、私の中では東京に2軒あったが、ここも隠れている店の3店目に登録した。
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