先日、新幹線に名古屋から乗り込んできた男性が二人がけの隣に座った。ビデオを取り出して、チェックしつつ、何やら書いている。機材にジュピターと書いてあったので、スポーツ専門チャンネルなどを持つジュピターTVさんだろう。
「R-1」「上田」という文字と芝の映像が見えたので女子ゴルフだろう。ちなみにR-1とはピン芸人が一人話芸を競うアレではなく「ロール・ワン」。1テーマの放送番組を何巻かに分けた1巻という意味だ。
「○分○秒xx~○ホール」と映像のスタート時間を書き込んでいた。この方、一人で大会に乗り込んで撮影して、帰りの新幹線の中で編集しやすいように切ってるんだ…と感心した。
キー局なら最低でも2人、普通は数人が出ていって、映像は本社に電送。本社スタッフがまた数人で編集するところだ。スポーツニュースと言えば、私はその届いたものを編集するところしか見たことがなかったので、取材した本人がこうして移動時間を利用して編集をしている現場に遭遇して泣けてきた。いつもこんなに大変な仕事をされているのだろうか。
撮影して流れを知っている人が編集するほうがミスは起きない。スポーツ番組は多くの人の支えがあって成立していると再確認させてもらった。特に海外ゴルフとサッカーを専門に取材されている会社の方々。
ジュピターさん、お疲れさまでした。
■日刊ちょいスポ(No.1853)
「2020年 東京五輪?」
東京都がまたも五輪招致に立候補。マドリード、イスタンブールと並んで最終選考の3候補に残った。寝耳に水の話だ。普通立候補しているなら、町のそこかしこに「2020年に東京で五輪を!」というポスターやバナーなんかがあるものなんじゃないの?またここで100億円以上の税金をドブに捨てるかと思う…と納税拒否したくなる。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2613号】