今日のブログも一部の方にとっては「完全保存版」。
マレーシアでおなじみ、ぐるぐる交差点
ガイドブックには“ブルネイからフェリーで手軽に行ける”、“コタキナバルへの中継地”とだけ書いてあるラブアン島。
行った人のほとんどはそれこそ、ブルネイ→コタキナバル、コタキナバル→ブルネイの中継地点としかとらえておらず、あるブログには“半日あれば一周できる”と書いてあった。
それを読んで、私も広島の宇品(うじな)港から20分の似島(にのしま)くらいなのかと思っていた。その島は高校のマラソン大会で使われるが半周して10kimくらいなのだ。
ところがっ!
ラブアン島はとても大きな島だった。
港前が大都会に感じる
閑散としたムアラ港とは違い、駅に土産物屋がたくさんある。
タクシーもたくさん客待ちしている。
国際空港もあるほどの島なのだ。
ちなみに別のブログには「ブルネイからフェリーで1時間のラブアン」と書いてあったが、どちらから乗っても3時間かかるのでお間違いなく!
それだけでも驚いたが、少し歩いてみようにも印刷物も看板もとにかく地図がない。
看板で観光案内所が博物館の隣にあると知り、そこまで行って何かしらの情報を得ないと歩いて回ることもできない。
海老食堂のスタッフが書いてくれた地図を頼りに出発。
異国情緒のある南の島だと思う
途中反対に歩きながらも、偶然、マレーシア政府観光局の案内所にたどり着いた。
クーラーもきいていて、マレーシア国内各エリアの地図が置いてある。
そもそもボルネオ島に来るきかっけとなったのは、仕事でボルネオ島のwebサイトを作ったからだが、その時は東京のマレーシア政府観光局のオフィスに大変お世話になった。
見慣れたロゴがあって、砂漠でオアシスを見つけた気持ちになった。
政府観光局にキターーーッ
同僚と出かけ非常に多くの写真を借りてきたものだ。
そうか、ラブアンがマレーシア領なら、東京のあそこで情報を得ることができたのか…。
(時すでに、非常に遅し)
タックスヘイブンで、たばこもアルコールもOKということで、銀行が支店を出す金融都市だった。
ブルネイではATMを2か所しか確認できなかったが、ラブアンには窓口のある支店、ビルごとなど大きな銀行が林立していた。
(フェリーが着岸する際、ビル群が見えるが、それはフィナンシャルパークだと後で知った)
その他のラブアンの特徴
●中華系
ボルネオ本島より確実に中華系民族が多いようで、ちょっとした食堂はほとんど中華。
お店もホテルも大充実
●たばこ
たばこは自由だが、マレーシア政府の偉い人の方針で、パッケージは喫煙による奇形児、罹患した内臓などグロテスクな写真が使われている。「吸うとこうなるぞ」という注意喚起のつもりだろうが、日本人の感覚でこのたばこを吸うには勇気がいるに違いない。
話のたねに土産で1つ買ってみようかと思ったがカートン売りのため断念。
うわさの警告たばこ
●海と森
きれいな海はあるのに、誰も海水浴などしていない。町の中に緑が多く、普通の公園がジャングル。
ジャングルの隣におしゃれパン屋さん
●宿泊施設
町の中に、ゲストハウスらしき施設がたくさんある。しかもデザイナーズ物件。長期滞在するなら絶対ブルネイよりラブアン。NHKワールドが映るなら移住してもいいくらい。
●旧日本軍
太平洋戦争中、日本軍が占領。日本人兵士の墓もあるそう。
日本人が行くとしたらダイビングだそうだが、日本ではほとんど知られていない。
というか、ラブアンのツアーは販売されていないよね?
もたいないなあ。
おそらく日本人が好きな場所だ。
静かで、青い海があって、買い物もでき、食事も中華系なら口に合う。
気候的にハワイに近いはずだ。
私が旅行会社の社員なら、ここのツアーを創って売り出しをしてみたいけどな。
時刻表も電光掲示 行列のできる乗船口
コタキナバルほか、香港、クアラルンプール、シンガポールなどから飛行機で気軽に行ける場所のようなので、今度はラブアンだけに行ってみたい。
ここなら70代くらいまでは余裕で行けそうだから。
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