奈美恵と千里

今日は歌手の安室奈美恵さんが引退する日ということで、1週間前くらいからさまざまなテレビで特集が組まれている。

今も自宅は千里グッズだらけ

私が25年前にはすでに31歳だったので、当時10代の歌姫に夢中になることはなかった。

ただ、ファンの人が応援し、引退を悲しむ気持ちはわかるので、
「引退ツアーに行ってくるー」と言えば、
「行ってらっしゃい。楽しんどいでー」
という気持ちで見守っている。

1年前に引退を告知するということは各方面に意味があったと思う。

静岡には早朝「お天気カメラ映像+音楽」の時間帯がある

プロモーターは引退興行が打てる。
それを追っかけるファンが飛行機、新幹線、ホテルを使う。
グッズは一人で何万円分も買う。

レコード会社は記念アルバムやDVDを発売できる。
メディアはインタビューや特番が組める。

よく言われる経済効果は数千億円に上るのではないだろうか。

何より、ファンが十分にお別れできるのがいい。

低カロリー メニュー群

私がずっとファンだった大江千里くんなんて、ある年の年末にファンクラブから
「ソニーをやめてNYでジャズピアノをやります」
「ファンクラブの会費は月割で返金します」
と連絡が来ただけ。

高カロリーメニュー群

引退したわけでも、亡くなったわけでもないけれど、ポップシンガー大江千里は突然終わった。

せめて、やめる前に５大ドームツアーくらいやって、それをDVD化してほしかったな…。

いっぱいいっぱい思い出が作れた安室ちゃんのファンがうらやましい。


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