静岡に来てからは毎日絵を描いている。
稽古場の黒いコンクリ壁に貼って記録
稽古の様子をグラフィック・レコーディングという手法で記録しているのだ。
大学院の情報・設計研究室にグラフィック・レコーディングの第一人者、清水淳子さんという方がいてその手法のことを知った。
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(持ち歩きすぎて私はこの本をボロボロにした)
グラフィック・レコーディング、略してグラレコは、会議などを絵や記号を使って図解化して、情報を可視化しようという手法だ。
原則として、その場でリアルタイムに描いていく。
私も描いてみたいなとは思ったが、清水さんは引っ張りだこで大忙しなので、手取り足取り教えてもらう機会はない。
(ただ、隣でトッププロが描く様子を見られたのは私の一生の財産だ)
そこで、6月、たまたま文京区の施設で見かけたグラレコ講座に申し込んだのだが、満員でキャンセル待ちに。
キャンセル待ちの人は9月の追加講座を優先的に受講できるということになった。
わーい、わーい
プロッキー(黒・オレンジ)が基本
ただし、2回講座で、1回目の後、広島と静岡行きの予定がすでに入っていた。
そこを無理くりグラレコのために東京に戻って学んだのだ。
受講費は2回で2千円だったが、受けてよかった。
テキストやワークブック、必要な筆記具、ファイル、お茶やお菓子まで出していただいたので、本当に実費だけだ。
清水さんの場合、紙面をどのような構成で見せていくか情報整理の部分が多いが、文京区の担当の本園大介先生(本業は会社員)の場合、パーツを小さく描いていくところから教えてくださる。
指の間に各色をはさむ
30人ほどが全員初心者なので、切磋琢磨できるというメリットもある。
パーツの本園、構成の清水…両巨匠の仕事を間近で見てきた私は私はきと描けるはず…。
皆の絵を徹底的にパックる(TTP)で上達するそう
でも、受講したから練習で描くことにしたわけではなく、受講前から稽古の様子をグラレコで残すことは決めていたのだ。
1枚でも多く描けば力がつくが、私にそうそう出席する会議があるわけでもない。
そうだ、2か月、外部と隔離されたダンス公演のリハーサルを記録しよう!
次に学会で発表するとしても、何かを量産しておかないと研究にもならないしね。
…ということで、清水さんの本を再びよく読んで最適なペンを購入。
模造紙は20枚入りが1本なので、3本なら割り引きになるセットをアスクルで取り寄せた。
模造紙も60枚ともなると重い
私が不在の初日を「00」号として、すでに「08」号まで描いた。
最終日まで描かせていただきますよ。
ほかのメンバーはちょこちょこ休みや遅刻などの予定がありますが、私は最後までフル出席なのでグラレコできない日はありません。
リョウコさんが描いた私
最終日にはすべてを並べて写真を撮る予定。
ダンス公演とともに、こちらも乞うご期待!
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