まだ今月のことだが、台風で広島の大学が休講になったことがあった。
9/25停電で冷蔵庫の霜が解けて水浸し
前夜、教務の職員さんから台風になった場合の休講の指針の資料を1枚もらった。
「〇時の時点で気象庁のページで暴風警報が出ていたら休講」
というものだ。
午前休講、午後休講の判断時間が示されている。
レンジがあるなら便利かも?
その場で「気象庁サイトのどこを見ればいいんですか?」
と確認したが、
「見ればわかります」と言われた。
ところが、私のいた場所は風雨もたいしたことなく、台風のことは忘れてホテルを出た。
バス停は始発だったので、バス会社の職員さんが休講のことをアナウンスしてくれたが、そうでなければ大学まで行くところだったわ。
気象庁のページは膨大にあり、刻一刻と変化している。
いったいどこのページを見て判断すればいいの?
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では、東京だとどういう状況になっているか。
●A企業
災害が起きたら正社員、非正規問わず、全従業員にメールが配信され、受けた本人は安否確認を返信することが義務付けられている
●B大学
災害関係は全員にメール
関係者がログインできるポータルサイトに休講情報
大学ホームページのトップに休講情報
●C大学
受講している講義かどうかにかかわらず、全員に休講メール配信
大学ホームページのトップに休講情報
個別に教員が学生にメール連絡するケースもあり
これくらいのことは東日本大震より前、10年以上前から常識!
過去の焼き肉ランチ
学生、教職員は学内メールアドレスを持っているし、今どきはスマホで受診できる設定も行う。
「今日は休講」「今日は通常通り」の2パターンしかないのだから、メールでもwebサイトでも決まった情報を配信すれば、各自の判断で間違うことはない。
同級生によると、広島県の学校はすべて「気象庁のページを見る」だけなのだそうだ。
「保護者もそれに慣れている」とか。
いやいやいや、パソコンって何ですか、ホームページなんで見たこともないって人もいるわけだから、
せめて
見るべきページのURLを出す
(例)
http://www.jma.go.jp/jp/yoho/338.html
トップからどのようにたどるかパンくずリストを出す
(例)
ホーム > 防災情報 > 天気予報
くらいのことはしなければ。
翌日、学部長などに「災害の連絡はどうにか改善していただきたい」と提案したものの
「今までもこれでやってきたし…」
と歯切れが悪い。
今年、あんなに大きな水害があって多くの死者も出たのに、そんなのんきなことを言っている場合じゃないでしょうよ。
よその県では当たり前に行われている災害の連絡。
今の技術と費用でできることなのになんでやらないの?
災害時に広島県の生徒・学生だけが犠牲になってからでは遅い。
災害内容を伝え、移動しない、避難するなどの行動に導くこともプレゼンテーションです。
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