5月4日はオリッシーのイベントがあるというので初めて駒込の東洋文庫に出かけた。(徒歩で行ける距離)
館内は撮影自由 なんと見事な書架よ
見事な洋書が並んだ書架は有名で、写真では何度も見たことがある。
駒込に住んでいたこともあるのに、今回の初入館で知ったことはたくさんある。
駒込・六義園(りくぎえん)に隣接
まず、インド舞踊を披露するレストランが小岩井農場運営なのはどうしてなんだろう?という疑問があったのだ。
小岩井農場とは岩手県にあり、私も大昔に一度広島からの出張で行ったことがある。雪まつりも有名でここ5年ほどずっと行きたいと夢見てきた場所だ。
芝生に裸足は気持ちいい
その前に、東洋文庫の東洋というのはそもそもインドを中心とした”東洋”のことで、東洋に関する書籍を所蔵する図書館だった。
本駒込にあるし、てっきり同じ本駒込にある東洋大学の図書館&資料館だと思ってきたので、そりゃもうびっくり。
緑に映える衣装
ところが、これは今でいうところの三菱グループ、岩崎財閥のものなのだそうだ。
大河ドラマ「龍馬伝」で、香川照之演じる岩崎弥太郎を初代として、三代目の岩崎久彌氏が設立した図書館だった。
岩崎家ゆかりの地の一つが岩手・雫石町
そして、同じく岩崎財閥が運営したのが小岩井農場というわけ。
(「小」「岩」「井」の「岩」が岩崎の頭文字)
東洋文庫がインド研究を行っているので、レストランを経営するグループ企業の小岩井農場がインディアン・ビアガーデンを企画されているということのようだ。
昔のアジア地図とその中の日本地図
東京には美術館や博物館が多く、近所でも入ったことがない施設もたくさんある。けれども、何かに導かれて行ってみたら、いろいろな真実を知ることになる。
たとえば、七福神は実はヒンドゥー教の神様だった、とか。
七福神は外国人!?の説明パネル
(キリスト教)聖書の一節に
「あなたたちが私を選んだのではない。私があなたがたを選んだのだ」
というものがあるが、インド舞踊に関してはそれを非常に感じる。
自分が求めたわけではないのに、吸い寄せられていくような。
(そんなの教科書の中だけのものだと思っていた)
一つ知ると、芋づる式で次々とさまざまな関係がわかってくる。
この不思議な感覚はほかでは経験したことがない。
インドは奥が深すぎるので、これから付き合いが長くなりそうな予感がしている。
東洋文庫
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php
小岩井農場
https://www.koiwai.co.jp/makiba/
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