インド大使館で習ってきたインド舞踊・オリッシーの最後(=修了式)がやってきた。
広く多くの日本人に体験してもらうため、どんなに好きでも、上手でも、一人2期までしか受けられないのだ。
修了証書も2枚まで、先生から貸していただくサリーを着られるのも2回まで。
6月の修了式で「サリーを着るのもこれが最初で最後」と思っていたので、地方に住む母ほか、友人の多くに見に来てもらった。
今回は私の仕事の関係でたった1時間のレッスンのうち最後の15分くらいしか受けられなかったので、出させていただくだけで感謝という状況のため、自分のゲストはゼロ人。
その分、緊張することもなく舞台を楽しませていただいた。
そして発表会で着るサリーは全員が並んだ時に見栄えがいいように先生が配色を考えてくださる。
逆に言うと、生徒に選択権はない。
ところが、私は前期も後期も緑にしていただいだ。
(今回はリハーサルでは紺だったのに、直前に緑にチェンジ)
中に着るチョリ(お腹が見えるちびTシャツのような下着)は、自分の好みで2回ともオレンジを持参したので、結局2回とも上下オレンジとグリーンになった。
写真を撮る際、ピースサイン以外のポーズがとれるくらいにはなる
同じ配色で、私が「ちぇっ」と残念がることはなく、とても光栄な感じがする。
なぜならインドの国旗はオレンジ、白、グリーンだからだ。
ヒンドゥー教を意味するオレンジ…のチョリ
平和を意味するホワイト…の白菊
イスラム教を意味するグリーン…のサリー
で、”一人インド国旗”を2回も表現させていただいたのだから。
(白のズボンを持っていたら完璧だったな)
以前、外務省の仕事をしていた時は、色を含め、やはりプロトコル(国際儀礼)というのは本当に重んじなければいけなかった。
失礼になることなく、相手に喜ばれる色を選ぶことは本当に重要なのだ。
赤は派手だし、黄色は舞台に映えるし、ピンクはかわいいけど、大使館という「ザ・外交」の場で踊るなら、私は国旗カラーにしていただいてよかった。
前列チームの菊の小ささよ
インドに行けばサリーは売っているし、日本でもどこかにサリーくらいは売っているとは思うが、おそらく昨日でサリーは着納めになったのだろう。
文化をいろいろ教えていただいたおかげで、生涯に一度はインドを訪れてみたくなった。
2020年前期の申し込みは終わりましたが、その次の期は気になるものを見つけてぜひインド文化に触れてください。
↓
ヴィヴェーカーナンダ文化センター(VCC)
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/india_culture_centre_jp.html
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