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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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映画のような再会①

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書くのがもったいないようなことが起こったときには書かない主義だが、丸1年がたった今文字にしてみたい。


2010年12月、ずっと会いたかった人に会った。場所は銀座のはずれの三井住友銀行のロビーだ。私はそこに三井住友銀行があるとは知らなかったので、初めて行ってみる店舗だった。


「おうっ」と、同じ職場で働く同僚が昼休みに銀行で会ったように手を挙げられたが、その人は東京に勤務しておらず地方に暮らす人。芸能人や文化人ではないが、一般人というわけでもなく、中間くらいの立場にある方だ。


【日刊 ノボちゃん】
出会いの三井住友銀行


音信不通になってから20年。「あの人にいつかどこかで会えますように」と念じ続けてきたその人に2008年に東京で会えた。最初の本「図解 話さず決める!プレゼン」が発売された2日後のことだったので、“これは苦しい執筆をがんばったごほうびに神様がご用意してくださった再会に違いない”と思ったものだ。


【日刊 ノボちゃん】
その日は非常に混雑していた

そもそも二人とも地方出身で、地縁はない。その方は所用で上京され銀行に立ち寄られたそうだ。私は、甥と姪に渡すお年玉のお金を新札に替えるために銀行に行った。乗るはずの地下鉄に1本乗り遅れ、初めて行ってみた銀行は大混雑で、いったん行列に並んだものの、仕事に間に合いそうにないのであきらめて帰ろうとした瞬間のすれ違いだった。ここでこの日その時刻にその人と私が会う確率など天文学的なもののはずだ。


【日刊 ノボちゃん】
もうすぐこの店舗はなくなるらしい


それを翌週のパーティーでお目にかかったハリウッドの映画プロデューサー、マックス桐島さんに話したら「映画みたいな再会だね」とおっしゃった。私もそんなふうに感じていたが、プロデューサーがおっしゃるのだから本当に映画みたいな話なのだろう。プロがおっしゃるには再会場所がビジネスタイム中の銀行というのが映画的らしい。このときも“本2冊を同時進行でがんばったから神様からのごほうびだ”と思ったものだ


「いつか会いたい」「同じ東京(日本)に住んでいるならいつか会えるんじゃないか」の一念で、大江千里さんやらKANさんに仕事帰りに会ったりできているので、皆さんも会いたいという気持ちを持ち続けていればいつかは会えると思います。(ただし何十年単位の気長なスパンで考えてください)


■日刊 ちょいスポ(No.1687)
「ダルビッシュ メジャーに」
日本ハムのダルビッシュ有選手がポスティングシステムを使ったメジャーへの挑戦を宣言した。いつも思うことだが、大事な戦力(野球だけでなくファンの集客力も高い)選手を球団はよく海外に出すなあと思う。高いカネを払って大事に育ててきた選手じゃないか。でも彼がアメリカのチームのユニホームを着て投げ、アメリカのファンからリスペクトされる光景も見てみたい。


プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2717号】


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