コロナの関係で、やたらオンライン教育、オンライン授業と叫ばれる昨今。そして、現在、通信制の放送大学大学院で学べる私はとても恵まれていると思う。
遠隔授業とオンライン授業も同じではないね
オンライン授業と通信教育はイコールではない。
大まかに言えば、今、世間で叫ばれているオンライン授業は遠隔地にいる生徒とインターネットを介して何かしらでつながろうとしているもの。一方の通信教育は最初からそのためにプログラムされているものという違いがある。
大学生の講義はどうにか開講できる
全課程を通信制で行う大学院の存在を聞かされた時、私も”それって成立するの?”、”通学制の大学院より質が劣るのでは?”などと考えていたが、そうではなかった。
世界中の教育学、教育工学の研究者が研究と実践を重ねてきた領域のため、今では通学制より進化した形とも言える。
高校以下はハードもソフトも整っていない
放送大学も創立当初は教科書とラジオ放送、テレビ放送の併用だったようだが、近年はその放送をインターネットを通じて、パソコンやスマホで視聴できるようになっている。
僻地にいても、海外にいても学習できるようにプログラムされているのだ。
ダンスのレッスンは大人ばかりなので機器を持っているから成立
そのほかに、eラーニングも多くの教科で導入されている。
パソコンの動画、音声、テキストなどで勉強していくのだが、システムがどの教材をどれだけ視聴したか、ミニテストを回答したか、課題を提出したかどうかなどをデジタル記録していくので、「どうにかしてください」と先生に泣きついて単位を取ることもできない。
(eラーニングは本当にキツいです。二度と受講したくないほど、根性がない人は脱落必至)
これらが全てNHKと同等のスタジオで収録されているので、先生のパソコンと子どもたちが持つスマホやタブレットをつなぐだけの”オンライン授業風”とはレベルが異なる。
大学専用のオンライン会議システム
大学院ならば、ゼミと期末試験の時だけ、全国に数十か所にある学習センターに出向く必要があるが、それも今年度はオンライン受験と決まった。
おまけに今年度はゼミ発表も、修士論文 口頭試問までオンラインが決定。
そう聞かされたところで、驚きも、困りもしないんですわ。
もともと全員がオンライン授業や発表に慣れてますから。
そんな時、ちょうど昨日、指導教員の伏見清香先生を特集したテレビ放送のYouTubeをご本人から教えていただいた。
※17分40分あたりから28分30秒くらいまで
https://m.youtube.com/watch?v=Sjp1ZnfHqkg
社会人学生から博士まで取られたこの伏見教授の下、社会人ばかりで学んでいます。
通信制、全然、かわいそうじゃないです。
むしろ、通学制の学校より進んでる。
そのうち、「え、まだ大学に通ってるの?」という時代が来ますからね。
見かけたツイート 昔の大学とはもう違うんです
通学制の大学、大学院を体験した後に,、通信制の大学院に入学。
1年目でeラーニングやリスクマネジメント、カリキュラム編成等を履修した後に、コロナウイルス時代の教育も体験することで、さまざまなカリキュラムの比較ができる。
このめぐり合わせに感謝しています。
家族にアクティブラーニング、インストラクショナル・デザイン、eラーニングという言葉を唱え続け、自然と私を洗脳してきた人物がいたことにも感謝しなければ。
論文提出までのあと7か月、応援のほどよろしくお願いします。
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プレゼン・コンシェルジュ天野暢子
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