6月27日の朝日新聞夕刊で、選挙ポスターのことが取り上げられていた。
記事を読み、実物を確かめに行ってきた
ポスターは規則でがんじがらめなのかと思っていたら、自由すぎるらしい。
(一度、立憲民主党の選挙前チラシのルールブックを見せてもらった時には、細かく違反事例の注意が記載してあったが)
これはおもしろい記事だったよ
いったん貼って、差し替えOK
山田氏は作り変えて、貼り直しだそう。
ギリギリ正統派なのは2人くらい
複数タイプ作って貼り分けOK
原色の小池氏は都心部と島しょ部で別のデザインで勝負。
候補者の写真を使わなくてOK
ホリエモン新党の候補は自分の写真ではなく堀江氏の写真を起用。
候補者の顔がないポスターなんて…
候補者の写真は古い(若い時の)ものでOK
宇都宮氏は4年前の選挙当時の写真を使用。
OK、OK,なんでもOKらしいのだ。
売名目的と思われる候補名
決まっているのはサイズと、掲示責任者と印刷者の住所・氏名が記載されていることだけなのだそうだ。
確かに、キャッチコピー(公約)などはコピーライターなどの専門家の意見を聞いたほうがいいかもしれないが、写真の写し方、レイアウトやカラー、文字フォント選びなどでアートディレクターの出番はなさそうだ。
都議補欠選のほうは女性のみ そういう時代なのだ
つまり、高名なアートディレクターを起用したからと言って、成功するわけではないということ。
グラフィックデザイナーが腕を振るう場面はない。
では、何で勝負するかというと、どんな情報を載せて、どんな情報を載せないかの取捨選択だ。
( https://ameblo.jp/e-presen/entry-12606016831.html )
膨大な情報を整理して、思い切って捨てる作業が必要になる。
私はこのプロセスから見せるものを絞り込むことこそが情報デザインだと思う。
私は政治家や政党を一切つながりがないが、生涯に一度は選挙ポスターに出す情報のデザインを手がけてみたいところだ。
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