教会には夏に夏季伝道師が派遣される。霊南坂教会は同志社大学系列なので、同志社で学ぶ学生さんがこられる。キリスト教におけるインターン制度だ。
今夏は降幡新さん。見たところ、45歳くらいだ。大学院の神学研究科に学んでいらっしゃるとか。何回か転職し、最後の職場では大手電機メーカーで産業カウンセラーをされていたということだった。現代の心の病と聖書の教えについてお話しされた。
長年ビジネスマンをされてきたということでスーツ姿も決まっていて、転職をされてきたことやそのお年で人生で大きな転換を決められたこと。ご自身も精神的な病気にかかったことや大企業社員が抱える悩み、企業側の苦悩など、一つ一つが共感できた。旧来の教職の先生方はこういうスタイルはお気に召さないかもしれないが、私はビジネス最前線を経験されてきた先生のお話のほうが身近で好感が持てる。私の教会生活の中で最も身を乗り出して聞いたお話で、心に残るものだったと思う。
牧師に限らず、人を導くような仕事は、学校を出て「はい、今日から先生」と言っても、本人も周囲もなかなか受け入れられないように思う。降幡先生のような方こそ、実例を示して周囲とコミュニケーションがとれるはずだ。
学業も残っており、今後どちらの教会に赴任されるか分からないが、先生のお話をうかがいに全国どこでもおっかけていきたいくらいだ。人生に1人でもそういう先生にめぐり会えたことは、偶然とはいえ幸運なことだ。神に感謝。
■日刊ちょいスポ(No.2010)「銀座凱旋パレード」
20日、11時からロンドン五輪のメダリストによる銀座・中央通りのパレードが行われた。メダリストを見られるということで多くの一般市民が集まった。巨人の優勝パレードは記憶にあるが、国をあげてこの規模のパレードとなると私の上京以来記憶にない。見られた人(おそらく私の妹も)はラッキーね。銀座には少なからず経済効果があったはずだ。ただ、50万人という主催者側の発表が怪しい。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2700号】