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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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静的インド支援

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ここ数日、インドのコロナ感染が深刻化している。

 


オリッシーの前が大学の必修オンライン講義のため

両方成立させる方法を考えた

遺体がゴロゴロの阿鼻叫喚の図は、(テレビ報道で見る範囲では)、ブラジル、アメリカのニューヨークなどだったが、インドも人口が多いだけに心配していたら、その通りになってしまった。

 


東京も前年比20倍超だから(左右逆のグラフならベターだった)


インドの感染拡大
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
私の元勤務先の配信記事↑

それを受けて、日本政府は酸素濃縮器300台、人工呼吸器300台を供与するそうだ。

インドへの医療機器等支援
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b50d571d843f450ea94a42acc0eaeae6dff2950

これだけ連日「医療がひっ迫」と報じているのに、国内にまだそんな余裕があったことが逆に驚きだ。

 


駅ビルの雑貨店なども休業させられている

さて、今回のインドの感染大爆発のきっかけはヒンズー教の祭り「クンプメーラ」でガンジス川に民衆が集まったからとか。

それは人ごとではない。

私が足かけ2年習っているオリッシーはインド舞踊の中でも、ヒンズー教の神に捧げる踊りだからだ。
しかも、習っている場所が東京のインド大使館。

平たく言えば、「インドには大変お世話になっている」。

3月までの緊急事態宣言の時はレッスンがオンラインになり、4月中のまんえん防止策の時もオンライン併用とした。
先生は大使館イベントの出演を最低限に切り替えられた。

 


レッスン着のクルタを着てオンライン講義に参加し

終了後すぐレッスンに加わる方法で4月はしのいだ

これはほかの文化教室と一緒ではないのだ。
ヨガやほかの踊りでは、緊急事態宣言下でもワイワイ着替えやおしゃべりしながら、対面レッスンが続けられていた。
(ヨガは静的な運動なので自宅の四畳半でもべランでもできる筆頭格)

大使館イベントでもビュッフェ方式の立食パーティなど行われていたそうだ。

レッスンもパーティも禁止はされていない。
それがインドというお国柄だ。

けれどもオリッシーの先生は「私たちが夜のレッスンで大使館への往復を控えることで、医療従事者などの負担を少しでも抑えることができるかもしれない」と言われ、Zoomレッスンにしているわけだ。
 

 


大使館のWi-Fiは使えないので、階段の踊り場にて

自分のスマホの電波を使って接続

コロナの感染の最初頃は、日本のほうが先に拡大して、インドでは感染者が少なかった。
公演のためにインドに滞在中の先生は、予約していたホテルで「日本人の宿泊、お断り」という経験もされている。

 

だからこそ、感染予防に細心の注意を払われているのだと思う。

一くちにインド関係と言っても、「私くらい大丈夫」と思っている人と、「私だけでも徹底して防止」と考えている人に分かれる。

おそらく大使館には仕事上でのビザ取得の方や公務で出入りするインド人の方が多い。

私たちなんて、いわば趣味の習い事なので、出入りを控えたほうがいい。
その判断を行うのがヒンズー教の踊りを教えている人だということを覚えていていただければ。

 

日本でもこれだけ注意されても、ダンスのレッスンや公演をやるプロでもない方々は大勢いる。
 

そんな中、私たちは医療器具を寄付することも、医療従事者のサポートをすることはできませんが、自分たちの意思で人流を抑制しています。


好評発売中!

 

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