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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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災い中に幸い得る

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先日の震度5以上の地震に続き、蕨(わらび)の変電所の火災による電車の不通など、京浜東北線の西川口、蕨あたりの災難が続いている。

 


王子駅前の洋紙発祥の地は観光名所に

蕨関連の時はスポーツクラブにいたが、予約アプリにキャンセル待ちを設定していたら、人気ダンスプログラムに参加できることになった。

そのトラブルの影響で急きょ、連絡もなく来られなくなった人が大勢出たからだ。

皆さん、仕事や用事でお困りになったはずだが、一方でラッキーなことがやってきた私みたいな人間もいるということだ。

テレビのコメンテーターが話していたが、ちょっとした火事が起きても首都圏の多くの鉄道に影響が出る、でもそれを猛スピードで復旧させるエッセンシャルワーカーもいるので、ダブルで驚きだと。

私の場合、ありがたいことに交通ストップで仕事に行けない、海外旅行に間に合わなかったという経験が一度もない。

 


自ら作った郵便で切手が売られる渋沢栄一

では、トラブルに巻き込まれる人とそうでない人の差は何なのか、考えてみた。

思い返せば、上京後、住む家は地下鉄を使って30分以内の場所にしか働いていない。

最初に住んだ根津から国会議事堂前は正味14分の乗車時間で、両端も駅から徒歩1分という近さ。
すると、仮に何かあっても徒歩で帰れる距離ということになる。

実際、新橋ー上野(約5km)は歩いたことが、新橋ー北区(約11km)は走ってみたことがある。

災害時には人力で駆けつけるためのリハーサルだ。

つまり、ボロくとも勤務先に近い場所に住むというのが1つ目のポイント。

 


コストコより断然便利でありがたいジャパンミート

2つ目に、私が常にこだわってきたのが、地下鉄駅の町に住むこと。
これすなわち、郊外ではない都心を意味するし、JRや私鉄のような人身事故も、風水害の影響もほとんどないから。

大災害が起きたら、政府に近い都心から復旧する。
東日本大震災でも都心部は計画停電から免除されたことは記憶に新しいではないか。

3つ目は、十分に余裕を見た行動をとること。

 

北海道・沖縄などの飛行機でしか行けない場所に出張するなら前乗りで前泊する。
空港までは車は使わず、電車。
それも、もうちょっと遅い便でも大丈夫なんじゃない?と自問するほど、早く着くように計算する。

 


スポーツジムもやっと会員を増やせる時期が来てティッシュ配り

オマケとして、海と川のそばに住まないことも自分を守る条件だ。
地震の予測は誰にもできないが、普通に考えてみたら水害は避けられる。

 

これは、幼少の頃から、母の実家付近が水害で浸水した、流された話を母から繰り返し聞かされてきたことが大きいと思う。

特段、変わった考え方でもないが、根底の部分で備えの思考があると、電車が止まるという災いが起きても、幸いがやってくる(こともある)。


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