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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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黙って消えていく高齢者

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”レレレのおじさん”のように、うちの近所には”レレレのおばさん”がいた。

 

※本日は関連写真はありませんので広島帰省の画像

市の中心部に新サッカースタジアム建造中

前掛け式エプロンをして、近所(我が家)の前まで竹ぼうきで勝手に掃き掃除をしてしまうお方だ。


推定年齢80代後半。

ここ最近お姿を見ないなあ…とは思っていたが、最近、その高齢女性が一人で住む家に解体作業が入った。

やっぱり!

 

幼少時の妹A子が転倒の置き物を壊して弁償させられた本通りの寺田屋

(南1軒目)
直接のお隣には、引っ越してきた十数年前、推定年齢80代のおじいさんが一人暮らしをされていて、クラシック音楽をかけ、買い出しは自転車で出かけていらっしゃった。

お姿を見ないなあ…、施設に入る、ご家族と同居などを考えていたが、ついには鉄筋コンクリート3階建ての家が売りに出され、別の家族が住み始められた。

おそらくは、入院や施設入居の後にお亡くなりになり、娘さんが売却されたのだろう。

 

日テレ系の広島テレビは跡形もなくなって広島駅北に新築移転

(南2軒目)
その次の家は商売をされている鉄筋コンクリート5階建てだが、4世代同居。
家付き娘のおばあさんが推定年齢80代で、その実母(推定年齢100歳前後)の面倒をみられていた。

一度もお姿を見かけたことはないが、週に1度以上、訪問入浴のスタッフが折り畳み式浴槽を持参されていた。

その入浴介護も見かけなくなった。

施設に入られたか、お亡くなりになられたか。

 

15歳まで暮らした横川駅と近くの生活センターが入る団地

(南3軒目)
そして、こちらがレレレのおばさんのお宅。

かなり広そうというか部屋数の多そうなお宅だった。

おばあさん、家を売却するなら私に売ってくれないかなあ…と思っていたのだった。

こちらも、施設に入ったか、お亡くなりになり、お会いしたことがない親族が自宅を売却されたのだろう。

 

灯ろうが並んだら広島にお盆到来、土橋電停のそばの店が懐かしい

それぞれ、自宅で葬儀ができなくもない大きなお宅だが、通夜の提灯が出ているのは見たことがない。

町会掲示板に、訃報が貼り出されているのも見たことはない。

でも、3人とも確実に住まいから姿は消していらっしゃるのだ。

子どもがいない我が家の場合、どうなるんだろうなあ。

平均的な寿命通り、夫が私より先に病死というパターンなら、葬儀から手続きから、私がパシーっと手配する自信はあるが、私が孤独死していたら、新聞配達の人などに通報されて発覚するのだろうか。

その逆の順番だったら、夫にはあれこれの手配ごとは無理だと思う。

 

えっ、紙屋町のそごう(新館)ってなくなるん?

いやあ、そんな展開になってはいけないから、藝大で福祉とアートを学んだんだった。

向こう3軒からお年寄りが姿を消した事実から、やっぱり私が構想してきたことを実行に移さねば…と自分をせかし始めた。

始めなきゃ、もう時間がない!


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