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「言語化大全」が売れるワケ

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昨23日夜は、さる筋からのご案内で、現在8万部ほど売れている「言語化大全」の山口拓朗さんのセミナーを受講した。

聞きながらリアルタイムに書き出しているのでアウトプットはできているはず

ひとことで言えば、思ったことも、アイデアも、とにかく「言葉にせよ」ということだった。


教えてさったポイントの1番目が「語彙力」。

どれだけ言葉を知っているかで表現は変わってくる。

たとえば、何でも今どきの若者のように「ヤバイ」「ウケる」で済ませると何にも伝わらない。


後楽園のタワマンはベランダに出られるので危険だ

これは、私は多少自信がある。

日々の業務の中で、少なくとも1日10個は新しい言葉に出合うのだ。
アクセラレーター、キャップテーブルなど。
それを調べては、ルーズリーフノートに書き留めているから。
新しい言葉が産まれまくっているイノベーションの世界でキャッチアップする(追いつく)のは大変なのだ。

そして、ポイントの2つ目は「アウトプット」。

私がキャップテーブルという言葉を知ったところで、その単語を含む文章を書いてみないと自分の言葉にはならないということだ。

私は、1994年4月の上京時から手書きの日記を書いているが、これは誰もない。
2003年から毎日ブログを書いているが、これは少ないながら、誰かが読んでいるようだ。

 

元新聞店の軒先で大学院受験の講義になるだろうか


そして、2007年から書いているビジネス書、メールマガジンなどは確実に読み手があって書いているものだ。

適当なことは書けないし、家族のプライバシーに関わること、他人の中傷なども書けない。
レイアウトなどの編集にも一定のルールが求められる。

自分としては、”である調”のブログ、”ですます調”のメルマガなどを書いて、依頼があれば、どちらの文体でも、いつでも書けるように筋トレのように書き続けているだけなのだが、これは言語化に大いに役立っているようなのだ。

 

シンガポール土産は味が想定できない

 

そういう言語化のための講義としても役だったが、私はまた別の見方をしていた。


山口先生は、言語化のためのいくつかのテクニック、ノウハウを教えてくださったが、それが非常に簡単で、その場で覚えられるようなものだった。

多くの人がマネできるだろう。

少し前に同じダイヤモンド社から出た

が大ヒットしたが、この本も読者がマネできるテクニックが紹介されていた。

出版するには、ベストセラーになるにはいくつかの要素が求められる。

・困っている人の課題を解決できる
 →文章を書くのが苦手な人が助かる
・再現性のあるノウハウの提供
 →特別な著者だけの例ではなく、読者の誰もがマネできる

 

スーパー三徳の格安鮮魚

「言語化大全」と「伝え方が9割」は、この2つを備えているとわかった。
もしかすると、編集者さんも同じ方かもしれない。

それがわかったので、では私が今本を書くなら、どんなタイトルで、どんな目次?と考えてしまった。

実際に本にならなくてもいいけど、構成案を妄想するのはタダだから。

移動時間などに考えてみよう。


好評発売中!


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