ある時、鼻歌を歌っていたら、出るわ、出るわ、昭和の曲。
体育館の入り口に”よしず”があるだけで涼感が出る
そして、昭和の歌の特徴に気づいた。
「私、待つわ、いつまでもまーつわ」
「ジョニィが来たなら伝えてよ ニ時間待ってたと」
「わたしはいつまでも待ってると誰か伝えて」
捨て活の中でも捨てなかったのは20年前の千里くん扇子
よくまあ、これだけ「待つ」歌ばかり、出てきたものだ。
(今、”いつまでも待って”いたら、ストーカーとして警察に訴えられる)
そして、どれも超ヒット曲ばかりだ。
つまり、昭和の時代は「待つ」ことが、自然で、普通だったのだろう。
そして、令和の今は?と言えば、圧倒的に「待たない」。
うちの壁に貼っているけど我が家には何のメリットもない
映画やドラマを倍速で見るなど、タイパ(タイムパフォーマンス)が求められる時代になっている。
エンタメ系は別としても、私も録画講義などは1.5倍速で見ていくので、これは年代に関係ない。
インターネットだって、出現した初期の頃と比べると、メールの送受信も、サイトの視聴もカタカタ動くことなく、スムーズだ。
徹夜で行列しなくても手元のスマホ操作で予約や購入ができる。
少林寺拳法とZUMBAをやる都心空間
昭和から令和の約40年で変わったことをひと言で言い表すなら「時間感覚」なのかもしれない。
時間は1日24時間、1年365日と変わっていない。
変わったのはあくまで「時間感覚」だ。
30年以上前に早期退職した母が、毎日「忙しい」と言っていたことが不思議だったが、今の私はもっと忙しい。
パソコンとインターネットの出現で、リアルタイムにやるべきことが増えてしまったのだ。
あっ、翔泳社(出版社)の人だ
ワープロまでなら、文字がキレイに入力できる便利なもので終わっていたが、インターネットで情報がリアルタイムに行き交うと、それに対応する時間がかかってしまう。
このブログを読んでいるそこのアナタ、これも昭和の時代にはなかった時間消費。
せかされることなく、ゆったり生きたい人は、アマゾンの奥地に行かなくてもいいので、スマホとパソコンを捨て、インターネットを解約するべし。
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