秋からこっち、クリスマスも正月もエントリー資料漬けの日々だ。
名称は「エントリーシート」だったり「事業計画書」だったり「願書」だったりするが、とにかく何かに応募する際は、これらの資料を準備することから始まる。そして一次にあたるこの資料を通過しなければ、面接やプレゼンさせてもらえないのだから仕方がない。きっちり作り込んでいくしかないのだ。これは「図解 話さず決める!プレゼン」以来、常に繰り返してきた。
まずは、従来通り大学生の就活資料の添削。これが志望企業によってフォーマットがバラバラ。とりあえず昨今の企業のエントリーシートは西暦表記という特徴があるようだ。これが官公庁になると和暦が生きているので注意が必要になる。ビジネス系の応募資料の添削もここに加わってくる。
次に自分が応募するもの。先方に「ご提出ください」と言われて出すのだが、業界によってルールが異なるので、「何度も何度もすみません」と言われながらやり直しも依頼された。提出を求められる素材もさまざまだ。自分の書籍の企画書などもここに分類されるのだろう。エージェントのミヤハラさんは私が地球上で最も恐れている人の一人だが、「次は何を怒られるんじゃろか?」とビクビクだ。(学生さん、安心して。先生だって怒られまくってるんだから)
そして、自分が生徒として受ける「応募書類の書き方」の授業のアウトプットとしての履歴書や職務経歴書に送付の添え状など。
教えられてみると、自分の資料に気づきも出てくる。「そうか、前回はこう書いていたけど、こうしたほうがさらにアピーリングだわ」と書けるし、自分もさらに適確なアドバイスができるようになっている実感がある。
一生のうち、この「ぐるぐるサイクル」が体験できるのは、この半年だけかもしれない。
(資料の)「数にあたる」…これはお金を出してもできない経験だ。
このてんてこまいな日々を、よくよく味わっておこう。
■日刊ちょいweb(No.019)
「クラウドは銀行」
今は仕事やプライベートで使う情報をサーバー上に預けたままにする「Cloud」(クラウド)という概念が流行っている。情報を預けて大丈夫か?との声も多い。ただし、大昔、銀行という仕事が出現したとき皆「信用できないからお金を預けたくない」と全く信用してなかったそうだ。家に現金で置いておくほうがよほど危険ということに気づくまで。それと同じだと考えたら、Cloudは主流になっていくはずだ。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
だいま【第2873号】