先日テレビ局を退職するデザイナーさんがいた。これからはマンガを頑張るという。その直後、実際にその葛西雄治さんのマンガが出ているマンガ雑誌を見てびっくりした。創刊されたばかりの「最強ジャンプ」だ。表紙には「ONE PIECE」がドカーン。マンガを一切読まない私だって「ONE PIECE」や「ジャンプ」くらいは知っている。日本人なら誰でも知っているマンガだよ。
“今からマンガ家を目指してがんばります”という話かと思ったら、すでに連載を持つ“先生”だった。フルタイムでサラリーマンをやりながら、編集者と打ち合わせをし、描く生活はそれは大変だっただろう。
会った当初は伸び放題でへんてこりんな髪形。「髪を切りなさい」とは言ってないが、ある日髪を切ってきた時には「そっちの方がダンゼンいいじゃない」と声をかけたことを覚えている。マンガ家なら伸び放題の髪も納得できる。そうか、そういう事情でしたか。ネットで検索してみたら集英社のギャグマンガのコンクール「赤塚賞」平成23年上期で入選なしの佳作に入賞も果たしているようだった。私の半径5メートル以内にそんなマンガ家さんがいたとは。
そうと知ったから言うわけではないが、常々葛西さんはデザイナーにしておくにはもったいない人だと思っていた。27歳くらいなのかな?まず、背が高い。そして手足が長い。口数少なく、横顔に雰囲気がある。着る物を着て、髪形を整えればモデルかタレントとしてやっていける素材なのだ。モデルのオーディションをやっていた私が言うのでこれホント。
「マンガ家でやっていく」という挨拶を聞かなければ、「モデルをやったほうがいい」と言ってあげようと考えていた。今日で辞めるという日、私は「もう一生会えないの?」と口からこぼれたほどだ。あまりに急すぎて、直前に福引で当てたキーホルダーしかあげられなかったけれど。
朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」では漫画家の水木しげる先生役を向井理が演じていて、背が高くでカッコイイマンガ家なんてドラマの中だけの作り話だと皆さん思われていたと思うが、こんなイケメン・マンガ家が実在する。しかも、テレビ画面のデザインも十分に食べていけるほどのプロ。こりゃ、まいりました。
葛西雄治先生 堂々の連載2本
「オカルトハンター ルート」
「最強チャレンジャー サイジャック!!」
■日刊 ちょいスポ(No.1704)
「元旦の決勝は?」
サッカー女子全日本選手権。INAC神戸-岡山湯郷が4-1、新潟-日テレが2-1で終わり、元日朝の決勝は神戸と新潟の対戦と決まった。これまでは注目もされなかっただろうが、2012年は違う。やっぱり澤選手率いる神戸サポーターが多いのだろうか。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2734号】