おそらく私は読み書き速度が普通の人よりかなり速い部類のはずだ。速読は学んだことがないが、速記はやっていた。そういう特殊訓練を受けてきたのだから、筆記具を持って書いてもキーボードで入力しても速い。猛スピードで文字情報を処理しているのだ。
すると、しばしば頭がはちきれそうになり、よく「もうこれ以上読み書きできません」と口にしている。それはどんな状態かというと、頭の中の網が何かでびっしり詰まった感じというか、いっぺん取り外してゆすいであげたい感じだ。
そこである日、脳のメカニズムに詳しい懇意の浅沼真由美 先生に「私はどうしたらいいんでしょうか?」と尋ねてみた。本来、プロのコーチに質問なんかしちゃいけないと思うが、すぐにアドバイスをくださった。
たくさんのアドバイスをいただいたが、簡単にまとめると「ゆるい音楽をかけ、公園などを散歩し、お風呂でゆっくりする」というようなことだった。ヒーリングアプリはさっそくダウンロードしてみたが、そもそもスマホから出る音がチープであまり気が休まる感じではなかった。自宅前は大きな公園だ。それなのに、ただ道を渡るだけのことがなかなか難しい。これは義務にして公園に行かないと無理そうだ。
結局のところ、いつも「とりあえず寝よう」。ここに行き着く。寝て起きたら、解消するよね。あくまで「気がする」レベルの話だが、あまたのヒーリング、マッサージ、栄養ドリンクなどより睡眠が一番効く。
人間の三大欲求などと言われるが、私は一に睡眠、二に睡眠、三四がなくても、五に睡眠。
■日刊ちょいweb(No.023)
「7つ以上は迷い」
先日、ラジオボタンはどれか1つしか選べないことを書いたが、それは以前のラジオやラジカセがどれか1つのボタンを押すとほかのボタンは上がってしまうことに由来している。そのボタンも6つまでがよいそうだ。7つ以上あると、人間はどれを選べばいいか迷ってしまうという研究がある。すなわち、アンケートの選択肢、webサイトの(グローバル)ナビゲーションも7つ以上を並べてはいけないということだ。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
だいま【第2877号】