昨夜は多くの関係者にお越しいただいて「コンドルズ・ダンスクリエーション」無事終了。
長い歴史の中で集合写真を撮ったのは初めて
10年もの間、「習うばっかりの、習いっぱなしで、発表することがない」と思ってきたので、”やっとこの日が来たか…”と感慨深かった。踊ってばかりの日々だが、これだけは特別なダンスのため、遠く東北からも父兄参観が駆け付けた。
「ナマの近藤さんに会えただけでうれしい、キャー」という人や「作品に参加できただけで感無量」という参加者もいたとは思うが、私の場合はそういうスタンスではない。
なんと今回はコンドルズ近藤良平先生に、6シーン35分の作品を150分で作り上げてもらったのだ。
これまで、3泊4日で1時間の作品、2泊3日で1時間の作品を作る荒業も参加者として見せてもらってきたが、今回は飛びぬけて短時間だ。期間じゃなくて、時間だから。おそらく朝からやっていれば1時間の作品は十分できたはずだ。
一般的にダンスの発表会だ、バレエの公演だというと、”この日のために、私たち1年間頑張ってきました(涙)”ということが多い。数時間でダンス作品を作るなんて、普通はあり得ないことなのよ。
プロの演出家はここまでできる。プロの中でも良平先生の場合、ズバ抜けて早いことは確かだ。いわゆる神業、オタク的に入力すると「ネ申」。
アラ60のケンさんとペアで「女子高生の出会い頭」を表現した
若い参加者ならダンスの振付を覚えるだけでいいが、私は常にどうやって短時間に構成していくかを見て盗んでいる。曲選び、大人数のグループ分け・ペア組み、繰り返しなのにそう見えないように見せる組み立て方、踊りのほうに合わせてどうにか帳尻を合わせる即興音楽…等々。
最近しょっちゅうやっている「ラビ」という自由度の高い演目も、どういう経緯でこの音楽が選ばれたか当初の背景を知っているといないとではニュアンスの取り方も違うはずだ。(えり犬のご両親スゴイ!)
純コンテンポラリーな彼にhiphopを振り付けるという暴挙に出た私
(彼がhiphop歴ゼロで、私がRISEで14年だったら、それは許されるんじゃない?)
私がセミナーや講演で主催者側の人にいつも驚かれることがある。
(ズレてスタート、途中でトラブル等があったのに)
「なんで、時間通りにピッタリ収まるんですか?」。
“秒を競うテレビの生番組を長らくやってきたから”という理由を挙げてくださることが多く、それは正しい。
が、実は良平先生の「超短時間構成術」と「臨機応変術」、「その場にある素材で何とかする術」の応用で、タイムキーピングやグループワークができているのだ。
CGM1期のヨウコちゃん、友人の娘のアズサちゃんも参加
そういえば、今回はレベル1とレベル2のクラスを受けていることが参加条件のはずだったのに、全くの初めての方も大勢いた。久保田利伸ファンクラブなど会員歴の長さで特典が違うのだが(なんと会報1号から持っている)、長い間頑張ってきた人には何かしらの特典があってもいいのにね。
東京マラソンまで、あと98日
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3165号】