先日の東京マラソンは二人の男性コーチの指導の下、完走が実現した。たまたま二人とも名前は哲彦だ。
一人は日本マラソン界のトップコーチ、金哲彦コーチだ。
2011年に大会ではないがフルマラソンと同距離を走ることになり、マラソン関係の本を3冊買ってきて、それでシューズを買うところから始めた。中でも理に適っていると思ったのが金コーチの「体幹ランニング」だ。
ランはやめても体幹トレは続けてもいいな
体幹を鍛えれば無理なく走れるということだった。3か月でフルマラソンが走れるメニューなどもあったが、当時は適当に20~30分近所を走る程度で、体幹トレーニングはしてなかった。
しかし、今回の当選で改めてこの本を出してきた。今度は大会なのでちゃんとやらないとまずい。前回作ったExcelの消化表を印刷して、3か月前からでいいのに、110日前からメニューをこなしていった。
坂本コーチも実績があるからねえ
体幹の筋トレは毎日1~3セットやればいいのだが、3セットやらないと効果が出ない気がして毎日3セットやっていた。途中で気づいたが、スクワットは前後合わせて毎日120回もやっていた。そりゃあ体幹が鍛えられていなければウソというものだろう。
ランも、先生は軽く「10km」「80分ジョグ」「坂道ダッシュ5本」などと書いてくださっていたが、私にとっては体も大変、時間も大変。
ランは毎日ではなく休養日もあったので、検査や出張で走れないときには前後でメニューを入れ替えて、とにかく期間内にやるべきことはこなしたはずだ。クリスマスも大みそかも元日も。忘年会、新年会一切ナシ!
小出コーチは靴の選び方から教える
本番では"もう無理かも?"という局面もあったが、「あの金コーチ"これをやれば完走できる"と明言しているからには完走できないわけがない」と信じて踏ん張った。
完走より不思議なのは、体の故障がないことだ。当日、翌日こそ筋肉痛ぎみだったが、翌々日には一切痛みがなかった。昔、ろくな練習もせずハーフを走った時には1週間ほど全身が筋肉痛だったのに、今回は10日たった今でも痛みは出ていないとはどういうことだろう。
これが体幹トレーニング効果というものか。気づけば去年のキナバル山で少し痛くなっていたヒザまでなんともなくなっている。男子と一緒にダンスの基礎トレもやってもキツくなくなってきたのだ。
やっぱりトップコーチのメニューは違う。
さて、もう一人は身内の哲彦コーチ。ずっと放置だったのに、4日前あたりから「前日は何時に寝る、当日は何時間前に起きて、何時間前に朝食をとる、食べる物はコレとコレ」とメール指示がきた。なんだよ、やぶから棒に。
このコーチ、片道11km往復22kmをバイク(自転車)通勤し、昼休みに職場でスイム、どこにいてもラン、おまけにウェイトトレーニングも結構挙げる。トライアスロンやマラソンの大会に出ないのが不思議だが、とにかく各方面の造詣が深いのだろう。
黙って言われる通りにした。
両コーチ、ありがとうございました。
野菜高等の折、とうとう8分の1カット白菜登場
懐かしめの飲み物を買ってみた
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3274号】