8日は上京する親戚の東京観光をお手伝いした。
台東区の施設、浅草文化観光センター
事前に聞いていたのは
・午前の便で羽田空港に着く
・15時にスカイツリーの予約がある
・それまで浅草で買い物をしたい
だった。
王道というか、外国人も日本人も行きたがるスポットだ。放っておいても行けるとは思うが、私が依頼されたからにはスペシャルなアテンドをしたい。
時々思い出すが、こう見えても国内&総合旅行業務取扱管理者の私。旅行会社を経営できるし、添乗できる、いわばプロのガイドなのだ。ほかの人には案内できない東京下町をご案内しなければ気が済まない。
過去に二度上野に住んでいて、浅草サンバカーニバルもやっているので浅草は準地元ではあるが、「さらにディープな情報を」と、浅草生まれ浅草育ち五十余年の友人に尋ねた。
そこで勧められたのが浅草文化観光センターの展望台から見る浅草寺。確かに上から仲見世や浅草寺を眺めるという発想は一般観光客にはないかもしれない。
そんな施設は知らないが…と思ったら、私が台東区から転出した後の平成25年4月、つまり1年前にできたばかりだそうだ。やっぱり土地の最新情報は超地元民から仕入れないとね。
置物のように観光名所がまとめて見られる
私も俯瞰は初めて
4月8日は同行の一人が誕生日だったが、お釈迦様と同じ日の生まれ。浅草寺は「花まつり」で大にぎわいだったので、甘茶が振る舞われ、生花も配られていた。有名寺でこんな大賑わいの誕生日は初めて、と本人も喜ばれていた。
仲見世の土産物も、お勧めの店とそうでない店がある。これはやはり地元で過ごしてきた人にしかガイドできないかもしれない。人形焼きならココ、珍しいお土産なら裏通りのアレというリコメンドがあるのだ。
お釈迦様に甘茶をかける
昼食は「ちんや」を勧められた。彼ならここをイチオシすると思ったが、私も接待ならここが最初に浮かんだ。それは当たり前すぎるので、そのほかに紹介された「もちづき」に決定。吾妻橋を渡ったアサヒビール本社ビルの高層階にある和食店だ。
あいにく予約で満席だったため、同じビルのイタリアン「ラ・ラナリータ」へ。スカイツリーが目の前にドーン。さすがにアサヒビールの本社で出されるアサヒスーパードライは温度も注ぎ方もバッチリ。仲見世あたりの和食を避けてここでゆったり過ごして正解だ。
本家のビールは注ぎ方が違った
スカイツリーまでは徒歩やタクシーでもよかったが、バス停が目の前だったので、2停留所分、都営バスに乗って移動した。
真下から見ると圧倒される
4階のタワー入口まで案内して、ノボ旅行社の半日ツアーは無事終了。
それにしても東京スカイツリーに入館されるのは地方の方ばかり。首都圏の人で行ったことがある人はそうそう聞いたことがない。今回も私は入り口までだ。私が展望台まで行けるのはいつの日か?
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3308号】