ソウルでは旅行会社で取った宿に泊まった。「やど、ヤド」と連呼するのは、そこがどう考えても「ホテル」ではないからだ。ユースホステルみたいな、ゲストハウスと呼ばれているものらしかった。アルファベット表記の住所だけではさっぱり行き方がわからず、現地のK 嬢に「何に乗って、どこで降りて、どう行くか日本語で教えて」とお願いしたが、結局「心配なので、私が空港まで迎に行きます」と言わせてしまった。
その宿は「2C HOUSE」という。K嬢も韓国国内を旅していろんな宿に泊まってきたが「最も難易度が高い宿」だそうだ。部屋は安くて快適なんだけど・・・。そこへのたどり着き方とチェックインが難しすぎる。
ハングルが分かれば最寄りは地下鉄5号線と2号線が交わる「往十里」(ワンシンニ)駅の6番出口を右に出て、ファミリーマートを越えてもう少し行ったところ。ただし、入り口に暗証番号がある。それを入ってもまた内線電話があり「M01(短縮1番)、もしくは携帯でXXXX番に電話せよ」と書いてある。携帯をもってなければかけられないし、韓国語で話しかけられないよー。
私は空港から同行してくれたK嬢が携帯を持っていたし、韓国語が話せるのでよかったが、そうでなければこの建物の前に着いてもお手上げだ。オーナーはこの建物のどこかにいるわけではなく、屋外のどこかからやってきた。必要な用紙に記入すると、1階に入るための暗証番号をカードに書いてくれ、部屋の鍵も渡してくれた。
部屋に入ってしまえば、タオルやドライヤー、アメニティもあって快適なのだ。テレビもエアコンもあるよ。バス、トイレは1階を使う女性宿泊客たちたちと共用。便器のそばにシャワーがあるだけのものだったが、そこが特別設備が劣るのではなく、テレビに映った韓国の一般家庭のバスルームもそういう構造だった。そのほかに、ミニキッチン、階段踊り場のパソコンが無料で使える。
いや、安全・快適だからいんですけどねー、駅も相当に複雑だし、ここはさまざまな能力をもった人しか泊まれない宿だ。
■日刊 ちょいスポ(No.1670)
「石毛がアジア最高ユース」
サッカーAFC表彰で石毛秀樹(清水)が最優秀ユースに選ばれた。まだ17歳だ。佐々木監督にも宮間選手にも驚かないが、うちの甥と1歳しか違わない少年にビックリ仰天だ。日本のベスト8入りに貢献したからだが、これからどうなっていくのかを考えるとそら恐ろしい気がする。ともあれ、受賞オメデトウ。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2700号】