ずっと気になっていた場所を2か所、回ってきた。
朝の連続ドラマ「花子とアン」の主人公、村岡花子の企画展だ。
白連も花子も若い頃は美しかったようだ
7月にたまたま銀座の教文館で企画展を見た際、ほかの展示会のことも知った。
2つともドラマが終わる9月中の会期となっていた。
終わるまでに行っておかないと。
両方とも南北線沿線なのがよかった。
まずは、「東大前」駅から行く弥生美術館。
上京して最初に住んだ家の近くなのに、初めて訪れることになった。
入場料は900円。
弥生式土器の弥生にある
平日だというのに、私より年上、60歳以上のご婦人でごった返していた。
見事に男性はいない。
ドラマの視聴者層を垣間見た気がした。
竹久夢二美術館も兼ねているので、売店で文庫カバーも買った。
これなら電車の中で文庫本を読むのも楽しくなりそうだ。
銀座・千疋屋のデザインも手がけたようだ
次に「麻布十番」駅近くの、東洋英和女学院へ。
こちらは花子が小学生から在籍し、同窓会の役員も務めたミッションスクールだ。
残念ながら展示はほんのわずかで、入場料もなかった。
これから行ってみようかと考えていた人は行かなくても大丈夫だろう。
自由に入館できるロビーに展示
これでドラマ終了までにやるべきことはやった感はある。
教文館での展示で、夫には病気の妻と小さな子どもがいたことを知り、その妻子はどうなったのだ?と案じていた。
ドラマでは前妻が亡くなってから、二人は結ばれたことになっていたが。
弥生美術館の展示で知ったことには、花子との結婚時点では妻は存命で、当時乳飲み子だったお子さんも7歳までは生きたようだ。
今でも、妻子ある男性がそれを捨ててほかの女性に入ったらスキャンダルだが、あの時代にクリスチャン同士でそんなことをしたら風当たりは強かったことと思う。
ドラマは好きだが、離縁された妻子のことを思うと、とてもせつない。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3458号】