さまざまな業務も終わらないが、前からチケットを買っていたので、コンテンポラリー・ダンスを習っている良平先生出演のダンス公演「近松DANCE弐題~エゴイズム~」へ。近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」をテーマにした作品で、演出・振り付けは加賀谷香さん。
新宿から近い新国立劇場
最近の舞台はどの席でも均一料金だが、本公演はA席、B席の設定があった。下の見えない席より、上から見たほうがいいだろうと、私は2階バルコニーのB席を買っていたが、会場に着いてすぐ「振り替え席です」と声をかけられる。なんだ、なんだと思ったら、当初の席は舞台奥が見えないため1階の見える席に替えてもらえるとのこと。見えない角度はあること承知で買っているのに。
飛行機の席がエコノミーからビジネスにグレードアップされるような話は聞くが、舞台の席がグレードアップなんて生まれて初めての経験だ。すみません、じゃあ、お言葉に甘えて・・・。それにしても最近の私はどれだけツイてるんだろう。運がよすぎて恐ろしいほど。
初のグレードアップ席
内容は一切聞かずに出かけたが、コンテンポラリー(前衛的)で、コンタクトブル(接触系)なペアダンスが中心だった。高い身体能力を持った人たちが繰り広げる高度なダンスなのだが、こういう類のダンスを見たことがない人にとっては退屈かもしれない。子供はまず飽きて、怖くて泣き出すだろう。
加賀谷さんのソロ作品を男性5人がサポートしたという感じの舞台だが、そのサポート役は近藤良平、篠井英介ほか。ぜいたくすぎる客演だ。
途中、エアリアルというのか長い布を体に巻きつけてほどける力を利用したキリキリ舞いの動きが登場してたいそう驚いた。近藤良平、シルク・ド・ソレイユになるの巻だ。
人間バッグキャリーやらマリオネットやら、つい今週もやった動きはこの作品のものだった。こんな真剣な商業作品の中の振り付けさえ、惜しげもなく私たちに教えてくれてるのかとこれまた驚いた。せっかく教えてもらっているからにはきちんと習得します。そのうち、私もシルク・ド・ソエイユ回りができるようになるのか・・・?な。
ロビーのプレッツェル・バターサンドがうまい
■日刊 ちょいスポ(No.1672)
「白鵬2場所連続」
大相撲九州場所で横綱白鵬が琴欧洲を下手投げし、2場連続、21度目の優勝を決めた。今年はいろいろあったが、彼のペースが戻ってきたのか。とりあえずクリーンな(はずの)白鵬と勢の活躍以外、相撲に興味なし。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2702号】