4日は本物のバレエを初めて見てきた。
本物とは…、オーケストラピットでオーケストラが生演奏しているような、1シーンではなく全幕やるような作品のことだ。
渋谷の東急文化村のオーチャード・ホールで松山バレエ団の「眠れる森の美女」。
先日紹介した、エメロンガールだったバトンのおねえさん(http://ameblo.jp/e-presen/entry-12019950452.html )が前日誘ってくださった。
席は前から10列目のセンター。
隣のご婦人も産経新聞の切り抜きを持参していらっしゃったが、おねえさんも読売新聞の切り抜き持参だ。
記事の中の電話番号はバレエ団で、記事を読んでそこに連絡してチケットを買った方には、とびきりの席が用意してあったようだ。
そういうチャンスを手にされるあたり、おねえさんのチャンス引き寄せはすばらしい。
すでに開館26年のオーチャードホール
初めて見るバレエは幻想的で、うっとり。
特に、日本を代表するバレリーナ、団長の森下洋子さんは広島出身なので、小さい頃からインタビュー記事でプロフィールなどはたくさん目にしてきた。
写真も映像も見てきたが、ご本人は小さかった。
150センチだそうで、脚は折れそうに細い。
これは体重40キロもないだろうなと思ったら、38キロだそうだ。
こんなに小柄な女性だったの?
群舞のお嬢さん方は先生のお孫さんくらいの年頃のはずで、イマドキの子なので、おそらく160センチ以上はあるのだろう。
妖精が迷い込んだようだった。
お年は66歳だとか。
喜寿を前にこんな可憐な少女が存在する。
世界を代表するプリマを引き合いに出すのは恐縮だが、60代をこんなふうにキラキラ、多くの人を魅了する人生もあると知った。
おねえさんと私ふたり、「これからが勝負よね」と何かを覚悟した。
母の日を前にピンクの花が多い館内のフラワーショップ
美空ひばりさんが亡くなった時、生きているひばりさんのコンサートに行っておけばよかったと公開した。
昨年は松田聖子さんのコンサートに招待いただいたが、森下洋子さんの生のバレエを見られたことは私の財産になりそうだ。
ただ、ショービジネスということで考えると、洋子先生がいつまでもプリマで全編主役だと若手が海外などに流出してしまう気がする。
そのあたり、今の子たちも保護者もドライだから。
先生はすべてを超越した存在でいていただくとして、若手に主役の座を譲っていかれたほうがいいんじゃないかしら?
松山バレエ団
http://www.matsuyama-ballet.com/
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ただいま【3698号】