昨夜は先日ダンスを披露した「シアター21フェス」の反省会とも言えるイベント「座談ス」が開催された。
実際に輪になってダンスについて座談
座長は長年ダンスを習っている近藤良平先生。(ダンスカンパニー・コンドルズ主宰)
全5回の出演者、オーディエンスが集まって、大まじめにコンテンポラリーダンスについて語り合った。
参加者は20人くらいで、コンテンポラリーダンス評論家みたいな方も参加されていた。
私はいまだにコンテンポラリーダンスというものがよく分からない。
よく分からないもの、難解なものがコンテンポラリーダンスと言ってもいいくらい。
(なので、私は会話に出てくる用語についていけない)
1日3回飯田橋往復ということでついに1日乗車券購入
そこでコンテンポラリーのダンスカンパニーに対する国の助成金が話題になった。
“有名で大きな団体が受けるので、私たち弱小無名団体には回ってこない…”
という恨みにも近い嘆き。
そんなことはないと思う。
有名カンパニーだって、最初から有名だったわけじゃない。
無名でエントリーした初回も必ずあるはずだから。
ワインバーの店頭でジブシー音楽ようなもののライブ
推測するに、その願書がまずかったのではないかと思う。
過去の経歴は変えられないが、見せ方は変えられる。
体型は変えられなくても、写真の撮り方は変えられる。
バックグラウンドを聞くと、
“あなたがアピールするのはソコじゃなくて、ココなのよ”
ということも多くある。
選考する担当者はダンスの先生ではない公務員。
その人が何を基準にどう選ぶか、相手を想像して応募資料を準備しなければならない。
“役人のおじさん”が納得する資料を準備できなければ、いくら素晴らしいダンスが踊れてもダメなの。
下るだけなら神楽坂も楽チン
私も公的機関から賞金、助成金が下りる起業プランコンテスト(横浜ビジネスグランプリ)に出場される女性起業家のコーチをしたことがある。
何段階もの審査を経てファイナルで1位を獲得していただいた。
プレゼン・コンシェルジュの私が何に怯えていたかというと、第一関門の事業計画書提出だった。
それが通過しないと、いわゆるプレゼンをさせてもらえる段階に進めない。
PowerPointスライドも上手なスピーチも出る幕がない。
私が付いていて書類審査で落ちましたと言われるわけにはいかないので、何度もアドバイスして、作り直していただいた。
その方の書類審査が通過して、私がどれだけ安堵したことか。
そこから先の特訓なんて簡単だ。
7月のペコちゃんは七夕よ
官公庁の応募や入札は、それなりの勝ち方がある。
映画やドラマのオーディションも書類審査が通過しないと面接には呼ばれない。
応募書類がどれだけ大切か皆、知らなすぎるのだ。
役人だったら、どういうことを見て合否を出しているか。
テレビ局のプロデューサーが選ぶポイントはどこか。
キャスティング権限を持つアシスタントプロデューサーはどんな人で、どんな基準で落としているか。
それを知ったら、助成金申請も通過するようになるはずなんだけどなあ。
自己流で何回チャレンジしても不合格が続くのは仕方ない。
第一関門突破にはプロの手を借りたほうが得策では?
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3752号】