今期の朝の連ドラもあと数日で終わり。
女子教育の必要性をプレゼンするヒロイン
2月のある日、気になったのは日本初の女子大学校(日本女子大)設立のために、主人公のあさが大隈重信邸で雄弁をふるったシーン。
その後に高橋秀樹扮する大隈に
「見事なプレゼンテーションであった」
と言われる場面があったのだ。
大隈夫人役の松坂慶子も貫禄が出てきたわね
全文を文字に起こした方もいた
http://ドラマまとめ好き.com/post-4899.html
(今回多くの人がプレゼンテーションという言葉を気にしたもよう)
NHKのことだから時代考証はしっかりやってあると思うが、明治時代に「プレゼンテーション」という言葉は使われていたのだろうか。
少なくとも大隈重信はボキャブラリーとしてもっていたのだろうか。
昔の偉い人には書生さんが付いていた
今でこそ「提案」という熟語もあるが、当時は英語をそのまま使っていた可能性もある。
辞書にはいつから登場したかを確認してみればだいたい分かりそうなので、いつかは史実にあたってみたい。
さて、日本女子大は進学した同級生もおらず、西日本での知名度は低いと思われる。
そんなありがたい女子大だったとは。
ただ、初期の寮に「晩香寮」というものがあり、うちの近所に「晩香廬」という建物があるので何かの関係があるのか?と思ったら、渋沢栄一先生が寄贈されたものだそうだ。
丘の上の東屋ですな
晩香廬
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/196600
そういえば渋沢先生も日本女子大の発起人の一人だった。
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/yukarinochi/album/13-J-0841-B0147-ph01.html
それを知ると日本女子大にも愛着が湧いてくるから、アラ不思議。
明治時代のプレゼンテーションの真偽は定かではないが、渋沢栄一翁と日本女子大の関係は真実のようだ。
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