「~という単語はありません」が真実
私が絶対許せない言葉の一つに「プレゼンテーター」という和製英語がある。
プレゼンテーションをする人のことを英語では「presenter」(プレゼンター)という。
私が最後に勤務したのが英文出版社で、和製英語など絶対に使ってはいけない環境だったこともあるが、プレゼンを生業とする人間ならばプレゼンテーターと口にした瞬間アウトだ。
国会でもパターンを使ったプレゼンが主流
おそらくこの言葉を浸透させた犯人はTBSだ。
大みそかのレコード大賞で、賞状やトロフィーを渡す人のことをプレゼンテーターと呼んできていたので。
横浜市の起業プレゼン大会「横浜ビジネスグランプリ」でもプレゼンテーターを連呼していて、アンケートに「来年は直してください」と書いてきたが、どうなったんだろう?
数日前はNHKの「あさイチ」で元水泳選手の宮下潤一さんのことを「インターナショナル・プレゼンテーター」と紹介していた。
スゴ技Qのコーナーリポーターだ。
クイズはiPadで回答する時代
それこそ同じNHKの「週刊ニュース深読み」スタッフだった私が証言するが、深読みではちゃんとプレゼンターと紹介している。
天下のNHKにあってはならぬミス。
…ということで、webのフォームから連絡した。
そして、昨21日にNHKから以下の返事が来た。
直してくださったそうだ。
本人のブログでは常にプレゼンターだったのに
私はクレーマーではなく、このままNHKとプロデューサーが恥をかき続けるのはかわいそうという親心からだから…。
というわけで、絶対あってはならない表記は追っかけてでも直してもらうのが私という人間です。
![]() | 図解 話さず決める!プレゼン―15秒で納得させる“通る資料”のつくり方 1,728円 Amazon |
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【4082号】
新メールマガジン【完全希望制】
“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信は第1木曜・第3木曜に配信!
購読手続きはコチラから ↓
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr