ひと月ほど前、長年愛用してきたトースターがついに天に召されてしまった。
2段でトースト4枚焼き
いろいろこびりついて、電化製品なのに、2度ばかり洗ってみたことが原因だろう。
電熱棒みたいなものが点灯しなくなってしまった。
仕方ないので、パンなどは魚焼きグリルでトースト。
意外にもトースターより早く焼けるので、見張ってないと黒焦げになってしまうのよ。
受け皿を洗うのが面倒
友人に、近所で「売ります、あげます」の掲示板サイト「ジモティ」があると教えられ、“トースター譲ります”の方に連絡をとってみた。
…が、なしのつぶて。
結局、ある人に「トースター買ってよ」とおねだりし、値段も調べ、売り場まで連れて行き、買ってもらった。
「譲ります」より少し高いだけで新品が買えるならこっちのほうがいいよね？
“自分で買いなさいよ”と言われそうな価格
いやあ、そばで見守ることなく、トースターで自動的にパンが焼けるってこんなに素晴らしいことだとは。
それにしても、このトースター、私が上京した1994年4月から使っているから22年も使ってきたことになる。
元はと言えば、中国新聞（広島）広告局のパーティーのビンゴゲームでもらったものだ。
当時はバブル全盛期で、パーティーと言えば、賞品に電化製品、旅行などがバンバン出ていたのだ。
自動で焼けるってスバラシイ
使えなくなってから、コレ何年製？と本体を見てみたら、品番に「1983」という数字が出てきた。
おそらく、これは1983年製なのだろう。
型落ちしたような安い商品をどこかの広告代理店が買って新聞社のパーティーの賞品に出した。
それをもらった私がしばらく押し入れに眠らせ使い始めたのが製造から11年後ということなんだろうな。
私が貧乏性、ではなく貧乏なため（「ヒルナンデス！」のドケチ隊に入れるくらい）、新しいものを買わないこともあるが、昭和の人間は壊れるまで使い続けるのが基本だから。
これだけ使えばメーカーさんも本望よね？
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