朝一番の東京スカイツリーには声を張って呼び込みをしているスタッフがいた。
ツリーのねじれが見えるすき間
それは、構造ガイドツアー。
朝の一番と二番、各回20名限定で、通常の入場客が入れない裏側をガイドしてくれる館内ツアーがあるというのだ。
誰にも知られずひっそり実施中
しかも、無料❗️
私はとにかく体験したい人、友人も建築関係の仕事をしているので、顔を見合わせて
「これはこの機会にぜひ体験しておこう」
ということになった。
ディスプレイのガイドもおもしろい
最初はタワーの概略を説明をしてもらったが、こちらのガイドさんは、ディズニーランドのキャストより接客がすばらしく、プレゼン上手。
本気で「これだけの人材をどこから集めてきたのだろうか?」と思ったほどだ。
その後、全員で紙製のシャワーキャップみたいなものをかぶり、その上からヘルメットを着用した。
ガラスの扉を開けて入ったのは、ツリーの脚の下の中庭のような空間だ。
かなえに囲まれ、巨大な空洞が存在する
ここでもさまざまな裏話を聞かせてもらった。
まずツリーの脚はたった3本のみ。
脚が3本で立つ古代の器を鼎(かなえ)と呼ぶが、脚も方角によって”南かなえ”のように名前が付いているそうだ。
鼎は最初に出した「図解 話さず決める!プレゼン」で紹介したほど、「3」のシンボルだ。
先日も「私を象徴する数字は3だ」と宣言したばかりだが、安定する最小の数字が「3」なので。
夜になれば江戸色にライトアップする照明
そのトライアングルの中に入ることでパワーをもらった気がする。
その他
・かなえは数万パーツでできているものの、ネジもクギも使わず、溶接だけで造られている
・ツリーには年間30回ほど落雷している
・あるスポットからはツリーのねじれが見える
などを教えてもらった。
避雷針から電気を流す装置
私たちは軽い気持ちで朝食に行っただけなのに、とんでもない体験をさせてもらったものだ。
わずかなチケット代で、ツリーに入場し、リザーブ席で朝食をとり、ツアーに参加し、おみやげをもらって買って…、朝からわずか2時間で本当に充実した時間を過ごしたなあ。
起工式の時の記念工具
手に手をとり、飛び上がらんばかりに喜んでおりましたとも、私たち。
ウキウキすぎて、ワクワクすぎたー!!
おみやげを手にしたヘルメッチンなノボちゃん・ユウちゃん
東京都民もスカイツリーに出かけてみるべし。
そして、その時は朝一番に行き、構造ツアーガイドに参加するべし。
![]() | 図解 話さず決める!プレゼン―15秒で納得させる“通る資料”のつくり方 1,728円 Amazon |
プレゼン・コンシェルジュ天野暢子の辛口web日記は
ただいま【4251号】
新メールマガジン【完全希望制】
「“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信」
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr