今年最後のダンス本番はシニアチアフェス2016。
チームで一番の新人
体験レッスンを経て、夏からひそかに始めたチアダンスの発表会だ。
家族も知らないかもしれないのだが、時間を捻出して月に2回だけレッスンを受けている。
ダンスはあれこれやっているし、自分がリーダーのチームもある。
忙しいのになぜ今年から?と自分でも思わないではないが、ここに至るにはさまざまな考えがあった。
全員ではなりけれどSEEDSの皆さんと
まず、”踊りたい”とか”キラキラ輝きたい”といった動機でないことは確かだ。
子どもの時からの「なぜ、皆大人になったら踊るのをやめるんだろう?」という疑問の答えを見つけるため。
いい年になった時、踊る道にはどんなものがあるのかを探るためもある。
寿命が世界一の日本での”老後”は長い。
自分が年金生活になったとき、フラダンスしか選択肢がないのは困る。
高齢者のダンスはどうあるべきか?と真剣に考えて、まずは自分が体験してみようと思っての(シニア)チアダンスだ。
昔とった杵柄で10年以上ぶりに自分でポニーテール
とは言え、チアは初めて経験するものではない。
古くは16歳の時のオイスターボウルのチア、タップダンスでもチアをやったし、30-40sというチームでも全国大会に参加させてもらってきた。
これからやってみようとしているのは、(概ね)50代以上の人が踊るものだ。
発表会全体の最高齢は78歳。
また、各チームにも70代の方がいらっしゃる。
でもその演技を見て、とても”おばあさん”には見えないのだ。
一例として、多くの方が前後に開脚ができる。
Y字バランスもできる。
こういう方々は、五十肩とかぎっくり腰とか骨折など無縁に見えなのでは?
司会者さんは「シニア」とか「高齢者」などとは言わず、「超オトナ」の皆さんと言われていた。
うん、超オトナっていい響きだわ。
演技後のインタビューで、チームでは最初に私が指され
「チームのテーマは?」と振られたのだが、即座に
「オトナカッコイイです」と答えた。
実際に何十人もの60代以上ダンサーを目の当たりにすると、
「こりゃ、体を鍛え続けて、踊り込んでいくしかないわ」と決意も新たになる。
お手本、ロールモデルがそばにいてくださるのはとてもありがたいことだ。
ダンス面以外の動機もある。
最近はどこに出かけても自分が一番年上で、年下さんの面倒をみる役回りだ。
自分が一番妹で、新入りで、先輩に付いていくような状況に身を置きたかった。
年上の方に囲まれたかったとでも言うか…。
終演後、数人の方と周富輝さんの店へ
年上の方もさまざまで、ご主人お子さん、そしてお孫さんがいる方。
さまざまな事情で今はシングルだけれど、お子さんがいる方、いない方。
ずっと独身できた方もいらっしゃる。仕事をしている方いない方も実にさまざま。
これぞ、ダイバーシティ(人の多様性)だろう。
60代になったらどんな感じ、70代ではどんなことが起きると先輩方に人生を教えていただくことも私の修養になっている。
また来年、見に来てくださいね。
(還暦超えのステキ男子チームもあります)
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