いつの時代も「就職活動をするなら日経新聞を読め」と言われる。
トップニュースは必ず私たちの生活に影響がある
私が大学3年の時、つまり、20歳当時も先生から同じことを言われていたが、駅売りの日経を買ってみても何が書いてあるかさっぱりわからなかった。
当時も購読してないし、今日に至るまで一度も宅配してもらったことがない。
そんな私に最近激震が走った。
この経済オンチがあろうことか金融や株式関係の仕事をすることになったのだ。
人に言われるまでもなく「あなた、ダイジョーブ?」と問いかける自分がいた。
かつて業界紙の記者時代、各社の決算記事を書いたりしていたものの、意味は全くわからず、表の数字を文字にしただけ.
今から考えるとなんと恐ろしい…。
でも、やるしかない。
とりあえず、日経新聞だけは読まなければならないだろう。
いや、日経新聞を読むこと自体が仕事とでも言うか…。
縁もゆかりもない明治学院大学の「Do for others」という校訓が好き
ところが、30年以上のうちに日経も様変わりしていた。
まず、1行に入る文字が減った。
以前は1行15字の15段組みだったのだ。
文字が大きくなった分、とても読みやすくなったことは誰もが認めるところだろう。
そして、その後「日経電子版」という名のwebサイトができた。
すると、文字が横書きなので、さらに読みやすい。
webサイトなら写真やグラフもたくさん入るし、色も使える。
これで一段と目に留まりやすくなっている。
スマホでもトップは同じニュース
さらには、スマホで読めるアプリも出現した。
満員電車の中で紙面を広げなくても、手のひらの中で読める時代が来るなんて。
パソコン版は情報過多ぎみかもしれないが、スマホのアプリならトップページにある上位5~10本の記事だけを読んでおけば最低限の情報は把握できる。
プロが厳選してくれた情報だけをコンパクトに読むことが重要なのだ。
これで、朝刊夕刊に関係なく、最新のニュースを知ることができる。
仕事となると、”今日は何があったかな?”とアプリ版で予習し、次にパソコン画面で同じ記事を読む。
そして、それを印刷したA4サイズのプリントでもマーカーを引きながら真剣に読む。
日経電子版の場合、それを詳しく解説する「日経プラス10」(BSジャパン)という番組を夜10時からやっていることもポイントだ。
テレビなら色はもちろん、映像や音も使えるので、わかりやすさも抜群だ。
おさらいにこの番組を見ると、同じ情報に計3-5回は接することになる。
この流れなら、さすがの私でも内容を理解できるようになった。
東証一部上場企業の中でも日経平均225銘柄に選ばれた会社こそが一流企業であるとか初めて知ったのよ。
(かつての勤務先も指定銘柄で、20年以上たった今ごろそのスゴさがわかった)
神楽坂に熟女ダンスを見に行く
また、日経の場合カタカナ略語は初出で必ず(カッコ)の中に意味が書いてある。
《例:IoT(モノのインターネット)》
すると、仮にIoTを知らない人でも、読みながら意味を知っていくことができるのだ。
これくらいなら私でも仕事場が持てるかな?
先日もアメリカ大統領選を日本のメディアが長期間報道していたが、それが不思議で仕方なかった。
日本のことでもないのに、なぜこんなに詳しく取り上げるの?。
けれども、日経を読んでいたら、
[大統領が誰かによってアメリカの株価が変わる]
[為替レートに反映される]
[日本の輸出企業は収益が変わる]
[従業員の賃金や雇用に影響が出る]
[メーカーの周辺の支出が落ち込む]
といった流れがわかり、外国の政治が私たちの暮らしにどう直結するか、自然と理解できた。
この期に及んでも、私は日経を購読していないし、電子版も契約していないのだが、それでも社会人が日経を読まねばならない理由だけはやっとわかった次第だ。
この流れを毎日続けたら、自宅で日経新聞を購読しなくても、かなりのところまで、政治・経済が理解できるはずよ。
(経済オンチの私が言うので、これホント!)
今の就活大学生はこんな便利なツールで情報に接することができててうらやましいわ。
移動中はゲームやSNSの手を止めて、ぜひスマホで日経アプリを読んでみてください。
1月6日発売 絶賛予約受付中!
プレゼン・コンシェルジュ天野暢子の辛口web日記は
ただいま【4287号】
新メールマガジン【完全希望制】
「“秒速で直感!”天野暢子のプレゼン通信」
PC http://ur0.work/qnMo
モバイル http://ur0.work/qnMr