休みなく仕事を続けていると恐ろしい症状を引き起こすという話を聞いて…
ソロ登頂さんを撮影してあげるレンジャーさん
ある日をオフと決めて、行ってきたのは「山」。
普通に考えたら、休養どころか疲労する活動かもしれない。
「死にたい」とまで追い詰められた経験は一度もないし、今のところこれといって体の不調もない。
けれども、ここらで1日、仕事をしない日をはさまないと“自分が壊れる”可能性があると考えたからだ。
そんなタイミングで、某テキスト制作の仕事でご一緒したKさんが
「○月△日、筑波山に登りませんか?」
と誘ってくださった。
レンジャーが詰め合わせた子ども会のようなおやつ(右下)
当時、私が山に登りたいと熱く語っていたことを覚えてくださったのだろう。
ディズニーランドや映画なら誰とでも行けるが、山は人を選ぶ。
一昨年だったか、たかが隅田川の川縁を歩くというイベントで、小雨だから中止しようと連絡がきた。
逆にそんな軟弱なやつは足手まといになるから来なくていい!とキレたことを思い出した。( http://ameblo.jp/e-presen/entry-12095759321.html)。
Kさんは元陸上自衛隊員にして、現在は森でアウトドアのインストラクター(フォレスト・レンジャー?)をされている。
テレビやご当地キャラにナントカレンジャーはたくさんいるが、本来の意味のレンジャーなのだ。
過酷すぎるサバイバル訓練の話なども聞いていたので、Kさんが同行なら万が一遭難しても滑落しても死に至ることはないだろう。
しかも!
私が多くの人に声をかけ、ことごとく断られて、結局一人で登ったボルネオ島のキナバル山(4095m)に一人で登ったことがあるという。(ついでにヒマラヤも)
ハイキングや遠足気分では無理な山道
おお、ソロキナバラーがここに一人。
これまで、あの山の話を共有できる人が誰一人いなかったのよ。
登る仲間を探すことがどれだけ大変か知っているので、こういう誘いは一も二もなくOKしないと。
Kさん、よくぞ私にお声がけくださいました。
花束やダイヤモンドをプレゼントされるより、山に声がけしてもらうほうが何十倍もうれしいですっ!
予備知識なく筑波山に向かった私だが、それはズックや素手で行くような場所ではなく、よじ登る系の道のりだった。
(観光目的ならケーブルカーやロープウェーもあり)
そして、今回Kさんとじっくり話をして気づいたのは、チア食会メンバーでもあるMさんとそっくりだということ。
Mさんは非公式フルマラソンで、先輩Gさんに命じられ、ゴールまで伴走してくれた青年だ。
やはり、元陸上自衛隊員で、体格、家庭環境、やさしさ、気くばりなどKさんと重なる部分が多い。
キナバル山では、水戸ミツクニ公の黄門様よろしく、ラバルンさん&スハルディンさんが助さん・格さんのように随行してくれたが(http://ameblo.jp/e-presen/entry-11521792124.html )、日本においてはMさん&Kさんが、安芸ノブコ公の助さん・格さんなのかもしれない。
“あのおばさん一人では危険だから、誰か見ていないと…”とご心配くださっているのだろう。
Gさんもプロのコーチなので、その指示は的確なのだ。
私だけでなく、数年前に東京マラソンに当選したスポーツウエアショップ「ジュエン」の女性社長(当時70歳)の練習ではGコーチが伴走し、本番でも誰か伴走者をつけられたはずだ。
登りたい山は数々あれど、そういうご迷惑をかけては申し訳ないので、仮に登るとしてもそれは50代でやめる所存です。
レンジャー随行なら50代も安心
KさんとMさんはともに自衛隊を退職しているが、現在も予備自衛官。
そして、何万人かいる陸上自衛隊員の中でも偶然同じ部隊だったらしい。
特殊任務なので、そこに抜擢される隊員というのは体格や身体能力のほか、性格なども厳しく選考されるのだろう。
「困っている人を助けたい」という気持ちも、自衛隊の特殊部隊で培われたものが共通して流れているのだと感じることができた。
そうでなければ、こんな双子みたいな人が別々の場所に存在するはずがない。
素手は危険なのでゴム軍手
復路はゴミを拾いながら下山するのもレンジャー流なので、私も拾いながら下りた。
さて、筑波山は標高800m。(高尾山が600m)
きついながらも、なぜか筋肉痛などにはならなかった。
そりゃあ、この5倍以上の高さを登って下りた二人なんだから、筋肉痛にならないのも納得だ。(ありがとう!日々のカーブス)
関東平野を一望できる頂上展望台
この経験を経て、次なる目標は、M助さんとK格さん(ほか誰か?)と共に、ソロではなくキナバル山に登ること。
キナバルはガイドをつけないと入山できないし、そこにサバイバル訓練を受けたプロフェッショナルが二人も加われば鬼に金棒だろう。
百歩譲って、山に登らなくてもいいので、ソロではなく、コタキナバルのマーケットにて大勢でわいわいシーフード料理を食べる。
千歩譲って、岩手山でもオッケーです。
こんなあまりに実現可能性の低い夢も、言い続けていたら叶うこともあるから、発信し続けなくちゃ。
皆さま、よろしくお願いしますね。
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