最近、物流問題が世間を賑わせている。
平成4年の記事 ああ荒井さん
ヤマトの時間指定配送廃止や運送料値上げ、アスクルの物流倉庫の火災、少し前では佐川急便の荷物放り投げ映像や駐車違反の身代わり出頭など。
20代、物流業界紙の記者をやっていた私は
“今、自分が記者で、取材して書いたらものすごくエキサイティングだろうなあ”
と傍観している。
1人で1面書いたこともあったね
そして最近、業務で関わったニュースが「モーダルシフト」だ。
モーダルシフトとは、貨物輸送をトラックから鉄道や船舶などに転換すること。
大量輸送が可能になるので、人手不足が解消され、排ガスなども緩和される。
“長距離輸送も宅配ももう限界を迎えているため、国土交通省がモーダルシフトへの取り組みを始めました”といったニュースだった。
ちょっと待った!!それ、すでに私も記事に書いたよ。
スクラップブックを出して確認したら、平成4年。
つまり、25年にはこの言葉は存在し、提言されていたのだ。
びんぼう料理① 残り物炒め焼きサンド
四半世紀の時を経て、何も変わっていない。
むしろ、人手不足などの問題が悪化していることに、めまいがした。
私だけを考えても、本はAmazon、文具はアスクルで注文して自宅まで配達してもらっている。
コーヒー、トイレットペーパーなども店で買って持ち帰ることはなくなった。
圧倒的に物量が増えているのだ。
びんぼう料理② 残りコールスローのピザトースト
配達の方には「ありがとうございます」などと、いつも手を合わせてみるものの…。
真剣な解決策を提案するなら、荷主が運送会社に支払う運賃を値上げして、その分で従業員の給与を値上げするしかない。
個人が家族に宅配便を出すならその人が荷主だし、Amazonが配送を委託するならAmazonが荷主だ。
びんぼう料理③ レンチン卵と冷凍ネギを入れたカップ麺
配達不可能となったら国民みんなが困るのだし、宅配なら数百円程度は我慢しなければいけないだろう。
それがいやなら、店で注文し、買って、自分で持ち帰る。
それしかない。
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